文春文庫<br> 帳簿の世界史

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文春文庫
帳簿の世界史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167910600
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C0198

出版社内容情報

メディチ家の繁栄、スペイン没落、フランス革命、アメリカ独立戦争、大恐慌……。いつの時代も歴史を作ってきたのは会計士だった!

ジェイコブ・ソール[ジェイコブ ソール]
著・文・その他

村井 章子[ムライ アキコ]
翻訳

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomoichi

59
「帳簿の世界史」というよりも「帳簿の西洋史」と邦題をつけるべき内容で中国や日本の帳簿については言及はない。しかし帳簿の視点から西洋史を読み解く本書は、無茶苦茶面白い。フランス革命を誘引したネッケルの「会計報告」の話は是非読んでもらいたいです。巻末に「帳簿の日本史」という小文も親切で是非本格的なものを読んで見たい。原題は「FINANCIAL ACCOUNTABILITY and the RISE and FALL of NATIONS」。2018/06/10

Sam

56
最近会計の勉強をしているのだが、たまにはテクニカルなお勉強から離れて地理的・時間的に広い視野で学びたい!ということで本書。ルネサンス期のイタリアやスペイン、フランスといった王国からオランダ、イギリス、アメリカなどの商業国家に至るまで、会計がいかに重要な役割を演じてきたかが多くの実例とともに描かれておりとても興味深い一冊だった。現代においてもいまだになくならない会計不正をどうやって根絶するのか、また、そもそも「会計責任を果たさない超大国」である中国の存在をどう扱うべきなのかという点がこれからの課題であろう。2023/06/28

びす男

52
「金勘定」をさげすむ風潮はどこから来たのだろう。嫌味な金持ちが登場する小説や絵画に刷り込まれたのだろうか?■歴史をひもとき、政治や人間と「会計」の関係を考える一冊。かつて「罪」と思われた会計が社会に受容される過程が面白い■会計は、国家や一族の隆盛を築き、文化の繁栄のさなかで軽視もされやすかった。会計上の数々の失敗が、「説明責任」「透明性」といった教訓を生んでいる■金勘定をおろそかにすると痛い目に遭う――。フィレンツェやフランス絶対王制、スペイン帝国の浮沈をなぞって感じたのは、そんな痛烈なメッセージだった。2021/10/09

つーこ

41
面白い!こういう歴史の紐解き方って初めてで、そこと歴史の動きなんて考えたこともなかったけど、お金や経済があればもちろん会計も歴史があるよね。メディチ家とかフランス王朝とか、そしてリーマンショックとか。とても興味深かった。2024/01/17

おさむ

41
磯田道史さんの名著「武士の家計簿」のようなものを期待して読んだが、期待外れ。資本主義が世界に広がっていく上で、会計、とりわけ複式簿記が重要な役割を果たしたことなど、会計の観点から世界史をトレースする。江戸幕府と唯一貿易を許されていたオランダが会計先進国だった点と、フランス革命の一因に王朝の杜撰な会計の暴露があったという点が興味深かったが、それくらい。いくら会計制度が充実しても、不正会計は無くならず、常にバブルの生成と崩壊を繰り返してきた、という残念な真実があるから、あまり楽しめないのだろうか。2020/02/14

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