文春文庫<br> 私を通りすぎたマドンナたち

電子版価格
¥743
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
私を通りすぎたマドンナたち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167910587
  • NDC分類 281
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「ミスター危機管理」が、人生の途上で遭遇した女性たち。政治家、実業家、作家、タレント……。四十人に及ぶ美女たちとの交遊録。淑女、女傑、猛女……。彼女たちとの出会いで私は鍛えられた。

〈危機管理〉のエキスパート、最後の告白!



【目次】

序言 「婦女能頂半辺天」



第一章 私を導いてくれた気品溢れるマドンナたち

麻生和子 塩野七生 中村紘子 皇后美智子



第二章 私が出会った勇気溢れる女性たち

広中和歌子 緒方貞子 中山恭子 中山弘子 扇千景 曽野綾子 金美齢

大宅映子 兼高かおる



第三章 とてもリベラルだけど一目置いたマドンナたち

小山内美絵子 土井たか子 堂本暁子 森山眞弓 江川紹子



第四章 国益を損ねたマドンナ政治家たち

田中眞紀子 辻元清美 福島瑞穂



第五章 世のため人のため、凛々しく優しきマドンナたち

安田浩子 岩男寿美子 松田妙子 石原典子



第六章 出でよ! 日本のサッチャー、ジャンヌ・ダルク

――私が期待する救国の女傑たち

櫻井よしこ 阿川佐和子 細川珠生 山谷えり子 安倍昭恵 小池百合子

高市早苗 稲田朋美 蓮舫 小渕優子 野田聖子



後書 書き残したマドンナたちと、私の頭の上らない唯一人の「マドンナ」へ

片山さつき、国谷裕子、プリシア・クラップ、戸川昌子、天海祐希、佐々幸子



解説 石井英夫

佐々 淳行[サッサ アツユキ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

27
初代内閣安全保障室長。当時の政権やその周囲の方々の思惑や裏事情が読み取れた。また衆愚のリーダーも描写があり、その状況での良し悪しや最適な決断を考えさせられた。印象に残ったのは美智子皇后、中山恭子、扇千景。女性ながら胆力がある。疑問に思ったのは、なぜ毛沢東主義で大虐殺を行っているポルポト政権を、三木内閣、宮澤外相は承認したのか。それ以降米国に突き放たれ、日本はカンボジアと深く関わっていく事に。面白い話しが見えてくるので、著者の作品を追ってみたい。2019/02/07

Tomoichi

18
本書を読むと性差よりその人個人が大事であることがわかる。結局立派な方は性差なんて関係ない。話題の小池百合子も蓮舫も登場するが、蓮舫は一番でなければダメなんですか?と言っていたが、一番を目指すんですね。結局は権力欲いや名誉欲が強い目立ちがり屋。是非当選してバラマキ福祉を止めてくれ。税金を自分の名誉の為に使うバラマキ政治家はいらない。なんでも無償化?北朝鮮か!2024/06/15

α0350α

7
すごい人からヤバい人まで色々な人のことが読めて良かったです。あとはこれだけの人脈を持っていた著者もすごいと思いました(やっぱり過去形になるのが残念です)。2018/10/25

Mark X Japan

5
著者がではなく,著者を通り過ぎたマドンナたちについてです。多くの接点がなくても塩野七生さんを選んでいたり,人選は良いです。政治家については,著者の予想していたような展開の人が多かったので,危機管理のエキスパートは人を見る目も確かなようです。☆:4.02018/05/04

しんさん

1
知らなかった!イラクのクウェート侵攻時の213人の日本人人質解放の交渉が、日本国ではなく一国会議員の広中和歌子によったものだったとは。彼女を政府特使にするわけでもなく、足りない旅費に官房機密費から30万しか出さなかった海部俊樹。一番先に頼まれたのに断った人権・平和の土井たか子。 大型機を派遣すればよいのに中型機にケチり、帰国時に混乱させた大蔵省と大臣の橋本龍太郎。悲しくなる日本の政治家たちだ。今のコロナウイルスに対する対応を見ていると、政治家は何も変わっていないと感じる。2021/01/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12686864
  • ご注意事項