文春文庫<br> オールド・テロリスト

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文春文庫
オールド・テロリスト

  • 村上 龍【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 文藝春秋(2018/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 656p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167909932
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

二〇一八年の東京。「満洲国の人間」を自称する謎の老人達が、若者を手先に使い次々と凄惨なテロを仕掛けるが…一気読み必至の長篇。

内容説明

「満洲国の人間」を名乗る老人からのNHK爆破予告電話をきっかけに、元週刊誌記者セキグチは巨大なテロ計画へと巻き込まれていく。暴走を始めたオールド・テロリストたちを食い止める使命を与えられたセキグチを待つものは!?横溢する破壊衝動と清々しさ。これぞ村上龍と唸るほかない、唯一無比の長篇。

著者等紹介

村上龍[ムラカミリュウ]
1952年、長崎県佐世保市生まれ。武蔵野美術大学中退。大学在学中の76年に『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。81年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、98年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、2000年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、05年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞、10年に『歌うクジラ』で毎日芸術賞を受ける。経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストもつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@80.7

67
斜め上を行くから作家で真っすぐ上を見るのが評論家かな?と読んでる途中でそう思った。オールド・テロリスト達は怒っているのだ。「愛と幻想のファシズム」「希望の国のエクソダス」「半島を出よ」そして「オールド・テロリスト」とスケールの大きい物語でどれも印象に残る。いつ何が起きても不思議じゃない世界に住んでると実感させられる現実に内側からも楔を打ち込む一冊とで「限りなく透明に近いブルー」以来驚かされてる村上龍です。2022/03/30

キャプテン

48
★★★★☆_「世界一ついてない男フェア」第四弾。俺はキャプレーン。久しぶりだな。俺がゆくところに、テロリストあり。奇妙な体験ばかりしているので、NHKに取材を申し込まれ、NHKを訪問、そして案の定。焼夷爆発、逃げまどう人々、その背後に、不気味に笑う老人の姿──。そこから日本は様々なテロ行為に脅かされる。俺並みに不運なルポライターが、テロリストと向き合うことになるなんて、これが小説ならどんなに面白いか。若人たちよ、〝戦う〟ことの本当の意味を知っているか。おかしいことをおかしいと言えるか。肛門は、健康か──?2018/08/27

hanchyan@飄々 

44
著者はこれまでしばしば「矜持を失った国家で、いかに”実存”するか」という問いを読み手に突きつけて来ており、キャリア中期の傑作「愛と幻想のファシズム」や「五分後の世界」では、国家=「(個人の)実存のために敵対するシステム」として描き、「ラブ&ポップ-トパーズ2」や「超電導ナイトクラブ」では国体の護持とかなんとかから軽やかに飛翔する個人のモチベーションを描いた。というわけで、久々の村上龍。奇しくも「希望の国のエクソダス」以来。胸のすくような“希望”や“可能性”が示されると同時に“そこに参加できない”寂しさ↓2019/01/27

hide

40
★★★★ たらいいのかわからない)を本気で考え、実行する者はもはや誰もいないし、今後もないかと思われる。 いつの時代も世界が劇的に変わるのは、誰も想像できないところから、ある日、突然やってくるのだと、今回の新型コロナウィルスでよくわかった。よって「希望のエクソダス」、「オールド・テロリスト」のようなアプローチは、所詮、荒唐無稽でドキドキ、ワクワクの最高のエンターテインメントである。2020/05/26

Junichi Yamaguchi

40
『恥を売る』… 久々の龍さん。 とても、タフな老人達に自分自身が少し励まされた感じがした。 日本の未来、政治を本気で考えている思いに、僕自身も、ただ投票するだけでは、いけないと思わせてくれた。。2018/02/18

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