文春文庫<br> 血脈〈上〉

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文春文庫
血脈〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167909789
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

佐藤愛子といえば、やはり『血脈』!



それは、妻子ある佐藤紅緑が、新進女優を狂おしく愛したことに始まった。

大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くしていく。

圧倒的迫力と感動の大河長篇。



圧巻の三部作を、読みやすくした新装版で刊行。



【旧版からの変更点】

①人名・地名・難しい字に、ふりがなを増やしました。

②登場人物の系図を栞にして、上・中・下巻に挟み込みました。



(上)のあらすじ

物語は大正4年、当代随一の人気作家・佐藤紅緑が妻子を捨て、新進女優の横田シナを激しく愛したことに始まる。父親・紅緑への屈折した思いを胸に、散り散りになっていく八郎、節、弥、久の4人の息子たち。シナのつれなさに苦悩する紅緑が半ば別れを覚悟した矢先、シナの妊娠が判明。大正12年、愛子の誕生で、シナは紅緑と離れられぬ宿命をようやく受け入れる。

内容説明

物語は大正四年、人気作家・佐藤紅緑が妻子を捨て、新進女優の横田シナを狂おしく愛したことに始まる。父親への屈折した思いを胸に、散り散りになる八郎、節、弥、久の四人の息子たち。シナのつれなさに苦悩する紅緑が半ば別れを覚悟した矢先、シナの妊娠が判明。大正十二年、愛子の誕生で、二人は離れられぬ宿命を受け入れる。

著者等紹介

佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12(1923)年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。戦後「文芸首都」の同人となり小説を書き始める。昭和44(1969)年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。平成12(2000)年、父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始めとする佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により第48回菊池寛賞を受賞。平成27年「晩鐘」で第25回紫式部文学賞を受賞。平成29年、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

32
単行本で読みました。佐藤家の家系図すごい。上巻ほとんどはまだ愛子が生まれる前。兄の八郎(サトウハチロー)や節、弥、久など兄たちの無軌道ぶり。というか、もともとお父さんが無茶苦茶な人ですね。女優だったお母さん、美人で冷静な人。お父さんより精神力は強いと思われますね。上巻は久の自殺のあたりまで。いやあ、すごい家族だ。2021/08/15

やじ

20
佐藤愛子さんのお父様である佐藤紅緑(洽六)の激情に翻弄される家族とそれを取り囲む人々の実話。スケールが規格外で凡人には理解できぬ…。書くことによって佐藤愛子さんのご先祖様方が成仏され「霊現象が収まった」という大作。これでもかという出来事が続きページをめくる手が止まらない。2021/07/15

kumako

19
話の進みが遅いので読むのに苦労しました。佐藤の血を引く男たちのダメンズぶりに対して妻たちはどっしり構えているというか、おおらかというか。これも父親に財力があるから耐えられるのか?結局は金か…。そんな父親の財力も上巻の最後には先細ってきて、この先ダメンズ達はどう成長していくのか、堕ちていくのか…?10年前に読んだ時は上巻だけで断念しましたが、今回は読めそう。先が気になります。こんなに荒くれ者の八郎がかわいい童謡を作るんですね。2021/02/23

まり

5
私は何故かいつかこの小説を読まなくてはならないと思っていた。すごい長編、少しも気を緩められない。先は長そう。でも引き込まれる。2018/08/23

decomo

2
佐藤家の血脈。驚くほど駄メンズな佐藤男子。愛子さんしか書けないですよね。とにかく凄すぎ。2020/03/03

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