文春文庫<br> 「ななつ星」極秘作戦―十津川警部シリーズ

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文春文庫
「ななつ星」極秘作戦―十津川警部シリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167909734
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

いまやJR各社が手掛ける「クルーズトレイン」のなかでも、JR九州が運行する「クルーズトレインななつ星in九州」はいまだに予約が困難な人気豪華列車。「一度は乗ってみたい……」と思う読者も多いはず。本書は、鉄道・トラベルミステリーの第一人者である西村京太郎さんが、「ななつ星」に実際に乗車し、車内を隅々まで取材して書かれた、臨場感溢れる作品である。



警視庁副総監からの命令で、十津川警部は「ななつ星」へ乗り込む。乗客を装うために同伴した妻・直子は、豪華列車に声を弾ませるが、十津川はマークすべき人物が誰なのかさえも分からない。同乗するは、台湾からの旅行客、アメリカ人夫婦、気鋭の歴史学者、外務省の職員。やがて、列車最後部の7号車DXスイートに集まった彼らは、太平洋戦争末期の1945年にあったという日中両国のある「和平工作」について激しい議論を交わす。十津川は、彼らの目的が日中の歴史の真実を明かすことと知るが、ここに敵対する勢力が登場、思わぬ妨害工作で乗客たちは絶体絶命の危機に直面する!



2015年に単行本として刊行された本書には、西村さんの実際に乗車した「ななつ星」への感動と、戦後70年という節目にも関わらず対立を深める日中両国への危機感とが込められている。作中、熱く議論される歴史の断章は、鉄道ファンのみならず、幅広い読者にとっても興味深い内容となっている。

内容説明

「乗客全員をマークせよ」。警視庁副総監の特命を帯び、人気豪華列車「ななつ星in九州」に乗り込んだ十津川警部。台湾からの旅行客、アメリカ人夫婦、気鋭の歴史学者、外務省の職員…同乗する彼らの目的が、隠された日中の歴史の真実を明かすことだと突き止めるも、相定外の妨害工作が襲う。絶体絶命の危機に、乗客たちの運命は!?

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5(1930)年、東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞、22年に長谷川伸賞を受けている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しあん

18
何が言いたいのかよく分からない作品で、読むのに骨が折れました。がんばって最後まで読む必要があったのか疑問です。2020/03/17

とびを

7
オリエント急行殺人事件の九州版みたいなのを想像したんだけど、全然違かった。。。2022/02/18

たかひー

3
★★ ???太平洋戦争に関する説を述べたくて無理やり十津川警部やななつ星をくっつけたという印象で、がっかり。2018/11/26

なわ

2
んー、終戦の和平交渉がきっかけなんだけど、この記述が一番ダルかった。(正直要らない。)2020/12/27

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