文春文庫<br> 一網打尽―警視庁公安部・青山望

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文春文庫
一網打尽―警視庁公安部・青山望

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167909710
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

公安のエース・青山望が北朝鮮とサイバーテロ、半グレと仮想通貨の闇を追う! 元警視庁公安部の作家によるリアルすぎる情報小説!

内容説明

京都・祇園祭の夜に銃声が響いた!コリアンマフィアと中国マフィアの抗争の背後には、北朝鮮のサイバーテロ、そして仮想通貨強奪計画があった。さらに絡まる半グレと芸能ヤクザの闇を、警視庁公安部のエース青山望が追う!同期カルテットも結集して日本の敵を「一網打尽」にできるのか?公安を知りすぎた著者の絶好調シリーズ第10弾。

著者等紹介

濱嘉之[ハマヨシユキ]
1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課などを経て、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』(講談社文庫)で作家デビュー。危機管理コンサルティング事務所代表を務めるかたわら、各メディアでコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

113
久しぶりの公安部シリーズです。今回はコリアンマフィアや中国マフィアの抗争といった面が出てくるのですが、最近のサイバーテロや犯罪動向などについての勉強のような感じの本に仕上がっています。仮想通貨の動向なども出てくるし、半グレという犯罪予備軍のようなものを解説してくれたりで私には非常に情報聴取的な観点からは楽しめたのですが、エンターテイメントを期待された方には肩透かしのような感もしないでは?ただ京都や大阪でのグルメの紹介は参考になりました。2017/12/06

Yunemo

38
確かに!経済、社会的な時事問題、中国、北朝鮮との国家的問題と、いわゆる解説書として興味深く。地方政治の問題点も浮き彫りに。青山を含めカルテットの行動はスーパーマン過ぎて、でもこれがエンターテイメントと理解して。結婚により青山自身の人間臭さが出てきて、これはこれで一服の清涼剤的な記し方。でも、食の表現では、いわゆる公務員が一般的にいける店じゃないんでは。ここまで堪能したい気持ちは一杯なのですが、自身の生活ではちょっと無理。また、いろんな場面で清水に頼り過ぎの感がして。ほんとにこれでいいのかな?と想いつつも。2018/01/14

JILLmama

36
青ちゃんシリーズ10作目。 カルテットVSチャイニーズマフィアはいつもの流れ。 世間を騒がせた地面師のあの事件、ここに書かれてるのはフィクションなのだろうか... 北朝鮮やコリアンマフィア。必ず清水の兄貴が関わってくるという笑 そろそろこのシリーズも完結近いなぁ。2019/05/29

Syo

33
う〜む。 難しい。 さすがに数年前のだと リアル感があるなぁ。2021/12/09

翔龍パパ

30
警視庁公安部・青山望シリーズ第10弾❗今回のネタは、半グレと芸能界の闇やコリアンマフィアとチャイニーズマフィアの抗争、北朝鮮のサイバー攻撃、仮想通貨等々、時事ネタ満載だが……近年の犯罪の解説本みたいで、ストーリー自体は面白いかと言うと、あまり面白くないけれど、ためにはなるといった昔の落合信彦みたいな感じでした。青山警視も遂に妻帯者となり同期カルテットとともに今後の活躍に期待しましょう。2019/03/09

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