文春文庫<br> 最高のオバハン―中島ハルコの恋愛相談室

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文春文庫
最高のオバハン―中島ハルコの恋愛相談室

  • 林 真理子【著】
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  • 文藝春秋(2017/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167909369
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

中島ハルコ52歳、バツ2、女社長。自称・いま最もブレイクしているオバハン。金持ちなのにドケチで、口の悪さは天下一品。新幹線ホームのキヨスクで週刊誌を立ち読みしたり、大地震が起きたとき、無理矢理運送会社のトラックに自宅まで送らせたりといった無茶苦茶なエピソードが満載。そんな彼女の周りには、なぜか悩みごとを抱えた人間が寄ってくる。「十年間付き合ってる不倫相手に貸した三百万円が返ってこない」「老舗の和菓子屋の跡継ぎ息子がミュージシャンになると言い出した」「自分の学歴(東大卒)が高すぎてオトコができない」「40過ぎてやっと結婚したい相手が現れたのに、同居している実家の両親が結婚に猛反対」など、さまざまな相談が持ち込まれる。これらの悩みを、ハルコは決してきれいごとは言わず、独特の人生観によって解決していく。

心あたりのある人は読んで恐ろしくなり、若い読者にとっては、きたる人生の参考書にすらなるのではないだろう。常識にとらわれず、本音で行動するハルコの歯に衣着せぬ物言いには、聖人君子の教えにはない、不思議な説得力がある。胸のすくような啖呵と、ハルコの傍若無人なようで鋭い洞察力が、悩める人々の背中を押してくれる、痛快エンタテインメント小説。

内容説明

中島ハルコ、52歳。本音で生きる会社経営者。金持ちなのにドケチで、口の悪さは天下一品。嫌われても仕方がないほど自分勝手な性格なのに、なぜか悩み事を抱えた人間が寄ってくる。高学歴ゆえに結婚できない、不倫相手がお金を返してくれないといった相談を、歯に衣着せぬ物言いで鮮やかに解決していく痛快エンタテインメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

143
50代の毒舌ハルコが自分の経験や自慢話を織り混ぜ周囲の悩みを一刀両断。主人公いづみの不倫の終わらせ方はまとを得ていました。他の話は本人たちがどう動くかにかかっているようなものもありハルコは背中を押すのみだったりするが、最終的にお金がものを言うことのほうが人生多いのだけれども、良い方向へいくのだろうなとわかります。ここまで厚かましいオバサンは嫌だけど、こういうおばさん、職場の先輩にいますが頼りにされ重宝されてます。過去の経験や頭脳、独特なセンス等大事だなと思います。2017/12/15

mariya926

106
うわー💦単行本と題名と表紙が違うので、シリーズ物の第三弾だと思い図書館にリクエストして「さー読もう」と読み始めたら『中島ハルコの恋愛相談室』でした(ノд`)ウルウルもう単行本と名前を変えるのをやめて欲しいです。それかわかり易くするか。ちなみに表紙は単行本の方が可愛いですね。こっちは本当におばさんという感じです。折角図書館に買ってもらったので再読しましたが、残念な気持ちが大きいです。第二弾の『中島ハルコはまだ懲りていない』を読んだばかりだったので、繋がりは面白かったです。2018/06/25

カメ吉

99
なかなかキレの良い作品でした。ハルコの図々しさも心地良いくらいで痛快!いづみとのコンビもテンポ良く思わず笑ってしまいます。 ハルコの投下する言葉は破壊力抜群ですが随所に響く言葉やポリシーが埋まっていてタメにもなりました。 最後はサクッと終わってましたが、またハルコといづみのコンビに会えるかもと期待したい。読後感はよかった。2018/02/08

ケロリーヌ@ベルばら同盟

62
不倫。学歴差婚。老舗の後継者問題。老親介護。夫源病、etc.etc.…。世の中のイマドキ問題を、中島ハルコ 52歳、名古屋生まれのおばはんが、バッタバッタと快刀乱麻を断ちます。痛快です!…と、申し上げたいところですが、読者も正にイマドキ問題にどっぷり浸かる世代。ハルコさんに斬りつけられて、痛いいたい。痛いばかりで、快なり!(by徳川斉昭公@青天を衝け)と叫べないのが残念ですが、押しが強くて食いしん坊、商売上手なハルコさんは、実際にお知り合いになることは御遠慮致しますが、とても魅力的。ドラマも良かったです。2021/07/10

nemuro

59
①面白いドラマを観て、こうなると原作本も読まなくてはとか。②まてよこのドラマ、たしか原作本を買っていたはずとか。近頃(若しくはずっと以前から)そんなパターンに陥っている。今回の本書は②のパターン。で、観てから読んだ場合、頭の中ではドラマの出演者が我が物顔で闊歩する。つまり中島ハルコは大地真央(時折、著者・林真理子もチラつきつつ)で菊池いずみは松本まりか。帯の「中島ハルコは、おばさんの着ぐるみを着たおじさんなのだ」が言い得て妙。たぶん多作で多忙な林真理子。何処から来るのかこのパワー。そうだ田辺聖子を読もう。2021/06/29

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