文春文庫<br> 遠謀―奏者番陰記録

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文春文庫
遠謀―奏者番陰記録

  • 上田 秀人【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167909222
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

書き下ろし時代小説の雄・上田秀人、文春文庫初登場!

由井正雪の乱の真相に迫る、スリリングな快作。



三代将軍、家光の治世下。水野備後守元綱は父が陪臣に降格されたものの、その処置に引け目を感じた家光に厚遇され奏者番となった。

そんな折、牢人となっていた林右近は水野家に召し抱えられ、足軽並みの低い身分だったがその働きぶりを上司に認められ、奏者番の重要な補佐役、下調べを行う留役に取り立てられる。

水野備後守は、奏者番として失態を犯すが松平伊豆守信綱に助けられ、以後、伊豆守に服従するようになった。

時代は移り、家光が死去。四代将軍家綱の治世となった折も折、由井正雪の乱が起こる。

備後守は、由井正雪の弟子でありながら、その謀叛の計画を密告したことで旗本に取り立てられた者たちの初お目見えの奏者番を担当することになった。ところがそのうちの一人、奥村八左衛門は謁見の場にも病気を理由に現れなかった。不審に思った備後守は、右近に奥村の身辺調査を命じる。だが、彼の仲間も兄弟も、久しく八左衛門の姿を見ていないという……。

由井正雪の遺書、そこに記されていた紀州大納言頼宣の名、そして姿を見せぬ奥村八左衛門。由井正雪の乱の裏には、〝知恵伊豆〟松平信綱の驚くべき遠謀があったのだった。

内容説明

水野備後守元綱は、出世の入り口である奏者番に取り立てられた。一度は失態を犯すも松平伊豆守に助けられ、以後、伊豆守に服従するようになる。四代家綱の治世となった折も折、由井正雪の乱が起こる。乱を機に旗本に取り立てられた者たちの奏者番を担当することになった備後守は、裏にある驚くべき陰謀に巻き込まれていく。

著者等紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。97年、小説CLUB新人賞佳作を受賞。2001年『竜門の衛』でデビュー。10年『孤闘 立花宗茂』で中山義秀文学賞、14年「奥右筆秘帳」シリーズで歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

98
新しいシリーズか?と思いながら読んだ。あら・・違った。が、なかなか面白かった。タイトルも深いね。奏者番に光を与えて、こんなに活躍しちゃうのね。いやはや、水野備後守元綱・・大変だったねぇと、声をかけてやりたいよ。このあたりから、長い徳川の世が続くんだねぇ・・2017/09/28

やま

88
奏者番陰記録 遠謀 2017.09発行。字の大きさは…小。 この本は、シリーズ本ではありません。 この物語は、出世欲の旺盛な奏者番・水野備後守元網とその家臣で留役になった林右近の活躍を書いています。 林右近は、水野家が潰れた後はどうなったのか、また元の浪人に逆戻りしたのかが気がかりです。2019/07/20

Atsushi Kobayashi

11
むちゃくちゃおもしろいわけではないですが、それなりにふーんとなりました。星で表現すると2個ぐらいですかね。2017/09/06

蕭白

7
誰が主人公なのか、ちょっと悩みましたが、まずまず楽しめました。2018/06/15

わたしは元気

5
うーん、面白さ、今ひとつ。2021/02/20

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