出版社内容情報
一橋家に推され武蔵滝山藩三万石の藩主となった寅右衛門。〈桃源郷〉と呼ばれるこの地に眠る金鉱を巡り、寅右衛門に魔の手が伸びる。
内容説明
越後四条藩で影武者を務めていた与多寅右衛門は、一橋家の元家老、飯田能登守易信の推挙で武蔵滝山藩主にして若年寄の座に就いた。江戸と甲州をつなぎ、“桃源郷”と呼ばれる美しいこの地だが、石高は貧しい。そんな小藩に金鉱が発見され、寅右衛門の首を狙う賊が現れた。そして、謎の女の姿も―。好評痛快シリーズ、怒涛の第四弾!
著者等紹介
井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。2016年、『神楽坂咲花堂』『もんなか紋三捕物帳』により、第5回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。脚本家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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