文春文庫<br> 花の百名山 (新装版)

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文春文庫
花の百名山 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167908751
  • NDC分類 915.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

初めての花に会うと未知の世界に出会った思いで心が晴れ晴れとする…生涯山と花を愛し続けた著者による珠玉エッセイ。待望の新装版。

内容説明

春の御前山で出会ったカタクリの大群落。あまりの小ささに草地に身を伏せて確かめた早池峰のチシマコザクラ。レブンソウとの新しい出会いで、自分の命が伸びひろがるのを感じる―山と花をこよなく愛した著者が、四季折々の山と花の結びつきを100選び、歴史や自身の思い出とともに綴った読売文学賞受賞作。

目次

高尾山・フクジュソウ
大楠山・フユノハナワラビ
御前山・カタクリ
三頭山・ハシリドコロ
幕山・タツナミソウ
武甲山・セツブンソウ
高鈴山・センブリ
天城山・ヒメシャラ
三筋山・ホソバコガク
相模大山・ウラシマソウ〔ほか〕

著者等紹介

田中澄江[タナカスミエ]
1908(明治41)年、東京生れ。東京女子高等師範学校(現・お茶の水女子大学)卒業。聖心女子学院で教鞭をとるかたわら、シナリオの習作にはげむ。1934年、劇作家・田中千禾夫と結婚。戦後「悪女と眼と壁」「京都の虹」などの戯曲を発表。小説、シナリオ、随筆などの幅広い分野で活躍をつづける一方、山歩き女性同好会を組織する。小説「カキツバタ群落」で芸術選奨文部大臣賞、「夫の始末」で女流文学賞受賞。1981年に「花の百名山」で読売文学賞を受賞した。2000年3月に91歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

62
登山をしているとその山道に咲く花々に目を止める事も多々あるが、その楽しさ美しさを思い出させてくれる一冊。紹介されている山は基本的に著者が登った山から選ばれているので東日本の山に偏っており、西日本中心に登っている自分には馴染が薄い。また惜しいのは花の名詞が沢山並べられているが、自分に素養が無い為情景が想像しづらい所かなあ。ただ登山というと登るという行為が第一義に考えられがちであるが、道端にあるささやかなものを見つける楽しみを改めて教えてくれた本でもあった。地元の山も描かれていたので、久しぶりに登りたいなあ。2017/12/13

s-kozy

43
花と山への愛が溢れる珠玉の随筆。花好きの方、山好きの方は十分楽しめるだろう。やっぱり山は一歩一歩、自分の足で踏み締めて登りたい。そして、そこにそこだけにしか咲いていない花があったら、そりゃあ愛おしいよなぁ。私たち日本人が日本の自然と四季の中で長年育んできた、美しい心と情緒。それらを後の世代へと伝えていけるようになりたいものだ。巻末の解説によれば本書に登場する花と樹木は824種とのこと。驚異的な数字だ。2017/08/12

roatsu

20
花々を求めたり、かつて繰り広げられた歴史に思いを馳せつつ行く山歩きの素晴らしさを情感豊かに読み手に伝える名随筆。著者の温かく、深いまなざしに心が動かされる。深田百名山の荘重さもいいが、個人的には志向が似ている分百名山といえば本書の方がしっくり来る。山中では意識していれば本当にたくさんの草花に出会えるが、その可憐さを愛で、山中で命を繋いできた健気な営みの積み重ねを思うことはガツガツ体を動かし頂を極める爽快さとは異なる、心豊かな楽しみを与えてくれるものである。2017/07/21

meow3

16
花の大好きな著者が選んだ花の美しい山100選。お花と言っても自生している山野草や高山植物なので見たこともない知らない植物ばかり。写真が掲載されていれば素敵なのになあ。私も天上の花々を見に行きたい。2021/11/24

やっちゃん

12
花だけでなく歴史や地質関連の話も多く、山好きでも花は詳しくない自分には嬉しかった。未踏の奥多摩や地方の低山は特に参考になった。戦前に女1人でだったり、高齢で風邪ひいてるのに登っちゃうあたり凄いパワーだなあ。2022/02/08

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