文春文庫<br> 風雪の檻―獄医立花登手控え〈2〉

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文春文庫
風雪の檻―獄医立花登手控え〈2〉

  • 藤沢 周平【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 文藝春秋(2017/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167908133
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消す。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や新谷の影があった。何が彼を変えたのか――。

藤沢 周平[フジサワ シュウヘイ]

内容説明

「娘と孫をさがしてくれねえか」半年以上も牢に入り、今は重い病におかされる老人に頼まれ、登が長屋を訪ねてみると、そこには薄気味悪い男の影が―。一方、柔術仲間の新谷弥助が姿を消し盛り場をさまよっているという噂に、登は半信半疑で行方を追う。青年獄医が数々の難事件に挑む傑作連作集第二弾。

著者等紹介

藤沢周平[フジサワシュウヘイ]
昭和2(1927)年、山形県鶴岡市に生れる。山形師範学校卒。48年「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞。主要な作品として「白き瓶―小説 長塚節」(吉川英治文学賞)など多数。平成元年、菊池寛賞受賞、6年に朝日賞、同年東京都文化賞受賞。7年、紫綬褒章受章。9年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naoっぴ

73
二巻も優しい読み心地。牢内での事件もあり、行方知れずの道場仲間を捜したり世話になっている叔父一家との交流もあり、時代劇を見ている感覚で楽しめます。表紙の登のイメージは爽やかな細身の青年ですが、これだけ柔術に長けていてでかい男どもを投げ飛ばしているならもっと肩幅もあってガッチリしているはず!などと想像して楽しんでいます。疲れた頭でもゆったり読める連作シリーズです。2018/01/31

TakaUP48

68
登の柔術仲間の新谷弥助が道場に顔を見せず、何やら盛り場を彷徨っているという噂が。新谷家の母は、登に救いを求める。「老賊」捨蔵、「化粧する女」おつぎにすっかり騙された登。「幻の女」流人船を待つ巳之吉には幼なじみのおこまの面影が…。だが、同じ牢人とは。「押し込み」義賊を気取って、昔世話になった女への恩返し。「処刑の日」妾殺しの罪で大津屋の旦那が入獄。健気な娘おゆきの様子と従姉妹おちえの情報から、登は新犯人に辿り着く。旦那が処刑に出される朝、間一髪での救い。事件解決のほうびに登の取ったおちえの行動に「ありゃ」。2023/03/29

kei302

63
【海坂藩城下町 第6回読書の集い「冬」】 おもしろくて読みやすい。剣術ではなく柔術の達人で叔父の家で下男扱いの居候、バイト先は小伝馬町の牢獄。 頼まれ事を断れないとか、人を見る目、特に、女性の見た目にすぐ騙されてしまうとか、ぴしっとしていない性格も好もしい。 「牢の中には毒がある。気づかぬうちにその中に住む者の心を侵す」登も気分が落ち込む。 頼まれ事の探索をしつつ、悪所に引き込まれた友人を助け出す。叔父宅での扱いがよくなってきて、続きが楽しみ。 2021/01/13

のびすけ

32
獄医・立花登が囚人たちに関わる事件を解決する連作短編の第2弾。登が居候している叔父一家との掛け合いが楽しい。少しずつ近づいていく登とおちえの関係が微笑ましい。平和な叔父一家と陰鬱な牢獄の極端な対比が際立つ。2021/06/05

ぶんぶん

26
【図書館】シリーズ第二弾! 立花登の奮闘を描く熱血編。 徐々に小牧玄庵宅での生活も慣れてきて、おちえも大人しくなって来た。 難事件は相変わらず起きるが持ち前の明るさで解決して行く。 おちえにキスなんかして大丈夫か? 冤罪に奔走する登、友の迷い道に窮余の一策を講じる登、ますます目が離せなくなって来た。 続いて「愛憎の檻」に入ります。2022/02/03

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