出版社内容情報
無からなぜ有が生まれたのか? 最先端の量子物理学は宇宙誕生の謎を解明しつつある。文系にもわかる、全米ベストセラーの衝撃の書。宇宙物理学の最先端を平易に語ったベストセラー!
『種の起源』に匹敵する宇宙論のパラダイム・シフト。
私たちのいる宇宙はビッグバンで誕生した。では、その前には何があったのだろう。宇宙は「無」から生まれたのか――? 物質と反物質のわずかな非対称が生んだ私たちの宇宙。なぜ「無」からエネルギーが生じたのか。宇宙はいかにして終わりを迎えるのか。
・宇宙は加速しながら膨張しており、やがて光速を超える
・99パーセントの宇宙は見えない
・未来には私たちがいま観測している宇宙は観測困難となる
などなど、最先端の研究成果ともとに、気鋭の宇宙物理学者が宇宙の意外な像をわかりやすく描き出す。リチャード・ドーキンス氏、推薦。
ローレンス・クラウス[ローレンス クラウス]
青木 薫[アオキ カオル]
内容説明
私たちのいる宇宙はビッグバンで誕生した。では、宇宙は「無」から生まれたのか?物質と反物質のわずかな非対称が生んだ私たちの宇宙。なぜ「無」からエネルギーが生じたのか。宇宙はいかにして終わりを迎えるのか。気鋭の宇宙物理学者が最先端の研究成果をもとに、宇宙の意外な姿をわかりやすく描き出す。
目次
何もないところから、何かが生まれなくてはならない
いかに始まったのか?
いかに終わるのか?
時間の始まりからやってきた光
ディラックの方程式
99パーセントの宇宙は見えない
光速を超えて膨張する
二兆年後には銀河系以外は見えなくなる
その偶然は人間が存在するから?
量子のゆらぎ
物質と反物質の非対称
無限の未来には
宇宙が始まる前には何があったのか?
著者等紹介
クラウス,ローレンス[クラウス,ローレンス] [Krauss,Lawrence]
宇宙物理学者。アリゾナ州立大学で「起源プロジェクト」を創設し、率いる。1995年、マイケル・ターナーとともに「真空のエネルギーは、非常に小さいがゼロではない」という説を提唱、のちに実証される。一般向けに科学の研究成果を精力的に発信しているほか、リチャード・ドーキンスとともに神学者や哲学者とディベートも行なっている。2012年に全米科学審議会から「公益賞」を授与された
青木薫[アオキカオル]
1956(昭和31)年、山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士、翻訳家。「翻訳を通じて数学の普及に大きく貢献している」として2007年の日本数学会出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
へくとぱすかる
カレイ.シュウ
佐島楓