出版社内容情報
一九七九年にタイムスリップしてしまった草食系男子。不良が支配する高校へ通学するハメに! 爆笑感涙必至のヤンキー青春小説。
福澤 徹三[フクザワ テツゾウ]
内容説明
高校入学を控えた草食系男子の悠太は、アクシデントに見舞われ1979年にタイムスリップ。父の剛志郎として高校に入学するハメに。しかしそこはヤンキーどもが跋扈する、超底辺校だった―!コワくて愉快な仲間との出会い。ヤンキー女子の恋。70年代テイスト満載、あの時代を知る人も知らない人も爆笑感涙の青春小説。
著者等紹介
福澤徹三[フクザワテツゾウ]
1962年福岡県北九州市生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て、作家活動に入る。『すじぼり』(角川文庫)で第10回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三代目 びあだいまおう
270
侠飯が面白かったので。現代を漠然と生きる高校生主人公が約40年前の1979年にタイムスリップ、自分が2歳の時に死んだ実の父親の高校生時代を生きる話。当時の懐かしいリアルが盛りだくさん!確かにちょいワル高校生ばっかだったよな!先生も生徒を平気で殴るし皆タバコ吸ってた。好きな子の家(当然携帯などない)に電話する勇気!親父が出たらどうしようと何時間も悩み、シュミレーションして電話するドキドキ純情。懐かしい!私の学ランは超短ラン&ツータック、裏地とボタン裏にバカみたいにこだわってたなぁ(恥)大切な思い出だ‼️🙇2019/11/24
ゆみねこ
77
高校入学を控えた悠太は、1979年にタイムスリップ。父・剛志郎として超底辺校に入学することに。ヤンキーだらけの学校に2016年の草食系男子が飛び込んだら? 昭和の懐かしさ満載で楽しめます。2018/04/12
H!deking
73
高校入学前の悠太くん。幼い頃に亡くなった父の実家に母と帰省したとき、ひょんな事から1979年の高校入学前日の父と入れ替わってしまう。入った高校は北九州のヤンキーばっかりの高校だった!的なお話。いやこれ面白かった!俺よりちょっと上世代にはドンピシャじゃないかな?懐かしい話の中に、便利さと引き換えに失ったものについても考えさせられる。俺も北九州に年上の友達何人か居るから勧めよう。テツさんまだ全部読んだ訳じゃないけど、今のとここれ一番面白かった!映画化希望!24冊目!2018/02/27
GAKU
62
2016年に高校1年生だった草食系男子が、1979年にタイムスリップ。バリバリのヤンキー校に入学。1979年当時同年代だった人には、懐かしさもあり多少は楽しめるかも。当時を知らない人には凡作?2018/08/17
カブ
57
まさかのタイムスリップ!?想像していたのと違った展開でちょっと戸惑ってしまったが、70年代テイスト満載なところは、懐かしく笑える。娯楽小説としては、面白い。2018/07/25