出版社内容情報
シリーズ誕生五十年になる『鬼平犯科帳』が、より読みやすい文庫決定版で順次刊行開始。さあ、読んでから観るか、観てから読むか。アニメ化で話題沸騰中!
盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方長官・長谷川平蔵。
2017年は、池波正太郎の「鬼平」誕生50周年にあたる。
このタイミングで、テレビアニメ「鬼平 ONIHEI」が、満を持しての登場。
そして、人気絶大の原作「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ぐんと読みやすくなった大きな文字とふりがなを増やした決定版で刊行開始 !
カバーも一新、アニメだけでなく、広重の世界が広がり、全巻揃える楽しみも倍増。
「読む快感とは、まさにこのことである」と納得がいく、池波文学の代表作。
この一年は鬼平とともにあり。
決定版をぜひ一度、手にとってみてください。
第一巻収録作品は、「?の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」の8篇。
伝説の粋人・ジャズ評論家で、晩年は大の鬼平ファンでもあった植草甚一(1908?1979)が、第一巻で文庫解説を執筆。
J・J氏の魅力も全開です。
池波 正太郎[イケナミ ショウタロウ]
内容説明
斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊からは“鬼の平蔵”“鬼平”と恐れられている。しかし、その素顔は義理も人情もユーモアも心得た、懐の深い人間である。新感覚の時代小説の世界を拓き、不動の人気を誇る「鬼平犯科帳」シリーズ第一巻は、同心・小野十蔵の物語から始まる。
著者等紹介
池波正太郎[イケナミショウタロウ]
大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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