出版社内容情報
スティーヴン・キング[キング,S.]
白石 朗[シライシ ロウ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
143
この中巻でもっとも印象に残す人が登場する。それはデンホーム郡統合ハイスクールの司書ミミ・コーコランの後任として赴任してきたセイディー・ダンヒル。この愛するしかない魅力的な女性が登場した時、私はザ・ビートルズの曲“セクシー・セイディー”がすぐに頭に浮かび、そして彼女が登場するたびに常にその曲が流れていたー本書でも物語の終盤でザ・ビートルズのエピソードがでてくるから、恐らく作者も同曲が頭にあったに違いないー。しかし彼女との出逢いはある意味主人公にとって天国と地獄のような対比構造を見せる。この匙加減が実に巧い。2024/12/23
at-sushi@進め進め魂ごと
75
オズワルドを殺すその日までかりそめの姿で暮らす「ぼく」は、60年代の空気感や恋人との出会いを通じて過去の世界に深く根を張っていく。決行の時が近づく中、「過去」の強情な抵抗は恋人の身にも危機をもたらす。果たして過去は変えられるのか?「カードマン」の正体は?下巻へGo!2018/09/02
カムイ
53
中巻では主人公のジョージ(本名はジェイク)だがリー・オズワルドの監視をするが、まぁ紆余曲折がありますねまさかラブロマンスに発展したり高校ではうまく立ち回るが60年代のアメリカを描いているのはキングの青春時代とも重なるがそこはユーモアも交えている、幾人は狂人な振る舞いをするがそれでもキングではおとなしいかもしれない、カムイは(イエローカードマン)がどうしても気になるこの物語のキーなのか?2024/10/14
佐島楓
51
うーん、あまり好みの展開ではない・・・と思ったところで終わった。下巻へ。2016/10/18
あさうみ
50
キューバ危機情勢把握に少し手間取る。1963年に潜り込み、生活を始める中巻。この巻でyou tubeで「イン・ザ・ムード」を何回も再生したのは私だけではないはず。愛しい人とのみずみずしい時間と、変えられたくない強情な"過去"からの反撃がなんとも絶妙。結末はどうなる!?下巻へ2019/01/02
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