文春文庫<br> 顔なし勘兵衛―八丁堀吟味帳「鬼彦組」

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文春文庫
顔なし勘兵衛―八丁堀吟味帳「鬼彦組」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167906986
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ある夜斬殺された廻船問屋のあるじと手代。「鬼彦組」が賊を探るが、なんと彦坂新十郎が襲撃され傷を負う……迫真のシリーズ最終作。

鳥羽 亮[トバ リョウ]

内容説明

ある夜廻船問屋「黒田屋」のあるじと手代が惨殺された。太刀筋や傷跡からすると賊は複数と思われる。北町奉行所の精鋭の同心たちを集めた「鬼彦組」は探査を始めるが、組を率いる彦坂新十郎が突然の襲撃に手負いとなり…。「顔のない」賊の正体は、果たして―。鳥羽亮の大人気シリーズ・八丁堀吟味帳「鬼彦組」、緊迫の最終作。

著者等紹介

鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

82
嗚呼、遂に完結なのですね。『鬼彦組』の面々と新十郎の母上には楽しませてもらいました。好きなシリーズで名残惜しいです。きくさんと落ち着くところに落ち着く様で、めでたし目出度しって感じですね。2016/11/10

やま

67
① 北町奉行所吟味方与力、彦坂新十郎が率いる「鬼彦組」の活躍の物語です。殺しの元締めである勘兵衛が、廻船問屋鳴海屋に出羽国松川藩七万石との取引を持ち掛けてきた。勘兵衛は、廻船問屋黒田屋の主富蔵と手代栄次郎を斬り殺し。松川藩との取引を鳴海屋が請けれるように流れを作る。その報酬として鳴海屋は、千両を勘兵衛に渡す。→2022/12/31

とし

56
八丁堀吟味帳 鬼彦組 「顔なし勘兵衛」11巻最終巻。 新十郎の母上ふねさんの願い、きくさんを連れてくる事を通り越して一緒に住む事になりましたね良かったですね、楽しませてもらいました。2016/12/15

Totchang

12
ああ、完結巻でしたか。嫁も決まってめでたしめでたしです。でも、この先、八丁堀「鬼彦組」は激闘編として更に続くようなので、もう少し追いかけてみます。2019/12/12

あかんべ

7
組員総登場。きくさんは、足手まといになるかもしれないなんて、これっぽちも考えずまっしぐら。そこんとこ、もうちょっと多めにかいてほしかったな。2016/11/05

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