出版社内容情報
激動のロシアで親交を結んだ佐藤優氏が傑作エッセイを選び、ロシア料理仕立てで紹介する。没後10年米原万里を偲ぶオリジナル文庫。
佐藤優が選ぶ、よりぬき米原万里
ロシア語会議通訳、作家、エッセイストとして活躍した米原万里の作品を、激動のロシアで親交を結んだ盟友・佐藤優がよりぬいた傑作選。
メインディッシュは、初公開の東京外語大学卒業論文、詩人ネクラーソフの生涯。
ロシア、食、言葉をめぐる傑作エッセイ、単行本未収録作品などをロシア料理のフルコースに見立て、佐藤シェフの解説付きで紹介する。
没後10年米原万里を偲ぶオリジナル文庫。
内容説明
ロシア語会議通訳、作家・エッセイストとして活躍した米原万里の作品を、盟友・佐藤優がよりぬいた傑作選。メインディッシュは、初公開の東京外語大卒業論文、詩人ネクラーソフの生涯。ロシア、食、言葉をめぐる名エッセイ、単行本未収録作品などをロシア料理のフルコースに見立て、佐藤シェフの解説付きで紹介する。
目次
三つのお願い
キャビアをめぐる虚実
氏か育ちか
不眠症に効く最良最強の薬
夏休み、子どもや犬猫の溢れるエネルギーを家事に生かそう
グルジアの居酒屋
日の丸よりも日の丸弁当なのだ
夢を描いて駆け抜けた祖父と父―わが家の百年
夕食は敵にやれ!
プラハからの帰国子女〔ほか〕
著者等紹介
米原万里[ヨネハラマリ]
1950年生まれ。元ロシア語会議通訳、作家。59~64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。東京外国語大学ロシア語学科卒業、東京大学大学院露語露文学修士課程修了。80年設立のロシア語通訳協会の初代事務局長を務め、95~97年、03~06年会長。92年、報道の速報性に貢献したとして、日本女性放送者懇談会賞を受賞した。著書『不実な美女か貞淑な醜女か』(徳間書店、新潮文庫)で読売文学賞、『魔女の1ダース』(読売新聞社、新潮文庫)で講談社エッセイ賞、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川書店、角川文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社、集英社文庫)でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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