出版社内容情報
研ぎ仕事をしながら長屋暮らしを始めた小籐次だったが、威信を傷つけられた各藩の残党は矛を収めていなかった。好評シリーズ第2弾!
小籐次の孤独な戦いは続く。シリーズ第2弾決定版!
研ぎ仕事をしながら長屋暮らしを始めた小籐次だったが、威信を傷つけられた各藩の残党は矛を収めていなかった。好評シリーズ第2弾!
内容説明
侮辱された主君の恥を雪ぐため、大名四家の御鑓先を強奪する騒ぎを起こした小籐次は、紙問屋久慈屋の好意で長屋に居を構え、研ぎを仕事に新たな生活を始めた。だがある日、小籐次は見知らぬ男たちに襲われる。これは先の騒動で威信を傷つけられた藩の者たちの仕業なのか―。襲い来る刺客を小籐次は迎え撃つ。シリーズ第2弾。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
101
シリーズ2作目です。話は非常に単純で武家社会の世界ですね。江戸時代にこのような気骨のある主人公、さらにはかたき討ちをしようと大名の家来の地位を投げうってまで行おうとする敵役など。「葉隠」の精神まで出して説明してくれます。それにしても13人を倒すというのはかなり強いということですね。ありえないとは思うのですが虚構の世界ということで楽しんでいます。2018/01/21
さおにゃん
10
紙問屋の久慈屋の危機を救ったことから主のご厚意により、長屋を提供され定期的に食べ物も頂くとゆう、赤目小籐次でなければ完全に人を駄目にするスタイル!(笑)そんな恵まれた環境の中、食べていくために研ぎ屋として商売を始めようとしたところ、おうづちゃんと出会い商売のいろはを学ぶ。もちろん始めは上手くいきませんが研ぎの仕上がりを見て客の見る目が変わる様が最高!他にも長屋の人たちとの絡みはすごくいい😃✨平和に暮らすも最後は仇討ちと追われる身になった小籐次、戦場へ一人向かい13人の刺客と戦う、、、❗️2019/09/07
klu
9
13人を同時に相手にして死闘を繰り広げる!2021/04/16
みくに
7
タイトル程、酔いどれでは無いかな。江戸での平凡な暮らしって良いですよねえ。ご飯が美味しそう。それを壊す十三人の刺客。なんだか少年漫画みたい。流されていった小藤次。どこに流れつくのかな。2018/09/29
チューリップ
5
前の巻で助けた人の伝手で新しく住む場所が決まり刃物研ぎの仕事も始める。最初は仕事が上手く取れない中で地道に頑張っていて、腕もいいから徐々に仕事が増えそうだという所でまたもや事件が起こる。巻末のコラム読むと終盤の移動距離が凄いんだなと実感できる。中年なのに13人と戦う所とかかっこよすぎると思った。2022/08/15
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