出版社内容情報
矛盾があるからこそ名画は面白い! 「創世記」からイエスの生涯、「最後の審判」などのキリスト教絵画を平易かつ魅力的に解説。
難解な宗教画が一気に魅力的に!
矛盾があるからこそ名画は面白い! 「創世記」からイエスの生涯、「最後の審判」などのキリスト教絵画を平易かつ魅力的に解説。
内容説明
「アダムにはないはずの臍が絵に描かれているのは?」「イエスが12月25日生まれとは聖書のどこにもない!」「磔刑にされたイエスが見た光景とは?」旧約・新約聖書に登場する様々なドラマと絵画の世界を深く楽しく解説したシリーズ第二弾。矛盾までが絵の魅力となることを解き明かす驚きと教養に満ちた一冊。カラー名画31点。
目次
旧約聖書の章(鼻はやめて指に―ミケランジェロ『アダムの創造』;知恵と引き換えの死―クラナハ『楽園』、マザッチョ『楽園追放』;人類初の殺人者―ブレイク『アダムとイヴによって見つけられたアベルの肉体』、コルモン『カイン』;天までとどけ―ブリューゲル『バベルの塔』 ほか)
大罪は七つだけ?―ボス『七つの大罪と四終』
新約聖書の章(おめでとう、と言われても…―ダ・ヴィンチ『受胎告知』、ロセッティ『見よ、われは主のはしためなり』;誰も気づかない―ブリューゲル『ベツレヘムの人口調査』;有名人と記念撮影―ボッティチェリ『東方三博士の礼拝』、アルトドルファー『東方三博士の礼拝』;洗礼と生首―フランチェスカ『キリストの洗礼』、クリムト『ユーディト2/サロメ』 ほか)
著者等紹介
中野京子[ナカノキョウコ]
北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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