内容説明
何度も郷里に引き戻されながら、江戸で学問と剣術を極めていく元司。二十五歳で清河八郎と改名、自ら塾を開くも、やがて学問の世界を離れ虎尾の会を結成、尊皇攘夷の急先鋒となっていく。しかし倒幕の機いまだ熟さず、早すぎた志士として凶刃に倒れる―悲劇の孤士の生涯をあますところなく描いた傑作長篇。
著者等紹介
藤沢周平[フジサワシュウヘイ]
昭和2(1927)年、鶴岡市に生れる。山形師範学校卒、48年「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞。「白き瓶 小説長塚節」(吉川英治文学賞)など多数。平成元年、菊池寛賞受賞、6年に朝日賞、同年東京都文化賞受賞、7年、紫綬褒章受章。「藤原周平全集」(全26巻文藝春秋刊)がある。9年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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