内容説明
世々は森の奥で暮らす、きつねの女の子。人間の海くんと、つきあっています。二人のデートがはじまってから、春と夏、ふたつの季節が過ぎ、今はもう、秋です。ますます海くんに夢中な世々ですが、最近の海くんは、様子が変です。なんだか、上の空…。なにか世々に言えないような、心配ごとでもあるのでしょうか―?小学中級から。
著者等紹介
野村美月[ノムラミズキ]
児童文学作家。福島出身。作品多数
U35[U35]
うみこ。島根県生まれ。書籍のさし絵や、漫画、ゲームのキャラクターデザインを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
日坂愛衣
15
相変わらず可愛い、そして温かい優しいお話。お二人さんはよく似合うと思うw一番好きな物語は第二章、妹思いのお姉さん達の前で永遠を誓うの海王子は本当にかっこいい。そしてあかりちゃんの黒猫コスプレー衣装は可愛い、好き2021/04/13
半熟タマゴ
12
3巻出てくれてよかった。海くんと世々ちゃんのやり取りが微笑ましくてほんわか癒される~。出てくる絵本も気になるからいつか読んでみたいなぁ。4巻も楽しみ。2021/05/03
Mu@仔羊堂
10
いやあ、大変たいへん尊うございました。これは胸キュンが詰まってますね。世々との交際で成績を落とさないように頑張って勉強した疲れで世々の方で眠る海くんも、世々のお姉さんたちの前で『ずっと世々のことを好きです』と宣言する海くんも、魔王さまの仮装で照れまくったり優しく世々の頬のキスする海くんも、全てが尊すぎて、死んでしまいます^^なにはともあれ世々が幸せそうでなにより。次はクリスマスだね。待ち遠しいです。2021/05/08
真白優樹
9
夏を越えて秋。ハロウィンパーティーが迫る中、世々の誘拐未遂事件を切っ掛けに海が世々の姉達に試される今巻。―――悪戯な心で距離を越え、繋がる心は深まりゆく。 前巻のすれ違いを経て更に強固に絆を固め。ブレぬ海が格好良さを見せ、二人の恋の甘さが更に深まる今巻。擦れていないからこその甘々が心に心地よく、まるで蕩けるような感触を味わえる巻であり、前巻よりも更に甘さを前面に出してくる巻である。秋を越え来るは冬。きつねも丸くなる冬に待っているイベントとは何か。二人の関係はまた深まるのか。 次巻も須らく期待である。2021/04/16
星のカービィ@低浮上
7
こんなハロウィンすごしてみたいな〜2022/03/15
-
- 和書
- 朝日歌壇 〈2020〉