出版社内容情報
習近平独裁体制が確立され、世界第二位の経済大国となった中国と日本はいかに向き合うか。中国大使を務めた筆者の直言。
膨張する中国に勝つために
習近平独裁体制が確立され、世界第二位の経済大国となった中国と日本はいかに向き合うか。中国大使を務めた筆者の直言。
内容説明
習近平体制を確立し「中華民族の夢」を標榜、2049年の「建国百年」に向けて政治的にも経済的にも膨張を続ける中国。これから少子高齢化を迎える日本は、この「住所変更できない」隣国と、いかなるビジョンをもって向き合うべきか。話題の書『北京烈日』にオリジナル最終章を加え、元中国大使がこれからの日中関係を真率に論じる。
目次
序章 北京の空気
第1章 「尖閣諸島問題」のあとさき
第2章 「世界人口爆発」少子化日本の生きる道
第3章 世界の食糧は足りるのか?
第4章 二大革命を支えるもの
第5章 日本経済をデザインする
第6章 中国が始めた「壮大な実験」
第7章 習近平・中国とうまく付き合う法
最終章 習近平主席の「中華民族の夢」―文庫版あとがきにかえて
著者等紹介
丹羽宇一郎[ニワウイチロウ]
元中華人民共和国駐箚特命全権大使。前伊藤忠商事株式会社会長。1962年名古屋大学法学部卒業、伊藤忠商事入社。主に食糧部門に携わる。98年同社代表取締役社長。多額の負債を抱えた業績を2001年3月期の決算では、過去最高の黒字を計上するまでに回復させた。04年会長。06年10月から2年間、政府の経済財政諮問会議で民間メンバー、07年4月から3年間、地方分権改革推進委員会委員長を務める。10年6月初の民間出身、中華人民共和国駐箚特命全権大使に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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