文春文庫<br> あこがれ―続・ぎやまん物語

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文春文庫
あこがれ―続・ぎやまん物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167905279
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

八代将軍吉宗と尾張藩主宗春、田沼意次、平賀源内、シーボルト、そして新撰組や彰義隊の闘い。ぎやまんの鏡が写す江戸三百年史完結。

著者のライフワーク、ついに完結!

八代将軍吉宗と尾張藩主宗春、田沼意次、平賀源内、シーボルト、そして新撰組や彰義隊の闘い。ぎやまんの鏡が写す江戸三百年史完結。

内容説明

秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡が映す物語は江戸時代の後半へ。八代将軍吉宗と尾張藩主宗春との確執から、田沼意次、平賀源内、最上徳内、シーボルト、そして黒船来航から新撰組や彰義隊の闘いへと移り、江戸は終焉を迎える。十年に渡って書き継がれた歴史絵巻がついに完結。

著者等紹介

北原亞以子[キタハラアイコ]
東京都出身。コピーライターなどを経て、昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第1回新潮新人賞を受賞し作家としてデビュー。平成元年『深川澪通り木戸番小屋』で第17回泉鏡花文学賞、5年『恋忘れ草』で第109回直木賞、9年『江戸風狂伝』で第36回女流文学賞、17年『夜の明けるまで』で第39回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。25年3月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンディK32

13
ライフワークとすべく、取り組んだのであろう、絶筆作品。書き直し構想も相当にあったと聞き及びますが、二巻で終了せざるを得なかった無念さが直に伝わって来る内容。淡々と時代の流れに身を任せるしかない手鏡は、自身の分身であるのは言うに及ばず… 田沼の側室は、米村氏の解説にある通り、最もご自身が反映されている様に思えます。ふと、藤沢周平氏の『漆の実の…』が脳裏に浮かんだのでした。あらためて、合掌。2017/08/21

大阪のきんちゃん

2
ぎやまんの鏡を擬人化して、安土桃山~江戸時代を縦横無尽に人物をつないで語る北原ワールド! 歴史資料集みたいだった。2016/10/05

あんく

0
時代の流れを見つめるのが、ポルトガルからやってきたぎやまんの鏡というのが面白くて、続編まで楽しく読了。2016/03/08

Debuchi Satoshi

0
西洋版つくも神。もうちょっと一人一人の話が長かったら良かったかな。2016/01/31

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