文春文庫<br> 日本〈汽水〉紀行

電子版価格
¥763
  • 電書あり

文春文庫
日本〈汽水〉紀行

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167904753
  • NDC分類 660.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

森と海が出会う場所〈汽水〉には、人間にとって一番大切なものがある。「森は海の恋人」運動の著者が贈る感動の名エッセイ。

日本の本当の豊かさはここにあった――

森と海が出会う場所〈汽水〉には、人間にとって一番大切なものがある。「森は海の恋人」運動の著者が贈る感動の名エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

6
仕事の関係で二十代を気仙沼と石巻で過ごしたが、そこにそんな豊かな海が広がっているとは思いもしなかった。海はきれない景色にすぎなかった。当時この本に書かれていることを知っていたら、また違った生活を送っていたかもしれない。実にもったいないことをしたものだが、でも二十代は遊ぶことしか頭になかったから、まあ馬の耳に念仏だったかも。その点では「森は海の恋人」の話が小学校の教科書に載ったことは誠にめでたいが、川を堰き止めてダム造ったり、海を埋め立てて港を造る仕事も、同時に評価してあげる必要はあると思う。両方が大事さ。2015/12/22

Koji

3
人の縁を大切にしているのが好感。2016/04/20

ZACC2

0
牡蠣、焼き魚、うに、めかぶ。。 汽水って天国2015/10/27

パトリック

0
汽水とは川の水と海の水の混ざりあった状態。戦後の日本は海に栄養をもたらす木を切って杉を植え、しかもその杉林は手入れを欠いて山は荒れ(花粉症は増え)、ダムや護岸工事で山の栄養が海にもたらされなくなった。気仙沼でカキの養殖業を営み植樹活動を続ける著者が各地の汽水域を巡った紀行文。それでもダムを造り埋め立てを続ける政府は何を考えているのだろう。2019/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9840050
  • ご注意事項