出版社内容情報
46判
上製カバー装
320P
膨大な資料、圧倒的な筆致で描き出す「彼の人」のさびしさ。第一部は出生から青年期まで。日本人の魂をえぐる筆者のライフワーク。
*販売価格は予価です。発売日などの出版情報が変更されることがありますので予めご了承くださいませ。
内容説明
第一部では、日露戦争、第一次大戦を背景に、迪宮裕仁親王の誕生、乃木希典による教育から、結婚をめぐる「宮中某重大事件」までが描かれる。
目次
明治の精神
二十世紀の子
養育先へ
日露戦争
もう一人の皇子
明治天皇崩御
大正の御世へ
帝王学
第一次大戦
立太子礼
パリ講和会議
宮中某重大事件
ヨーロッパ外遊へ
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
1960年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現在、慶應義塾大学教授。文芸評論家として文壇、論壇で活躍中。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で平林たい子文学賞、2002年には、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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