出版社内容情報
蹶起将校の首魁・安藤輝三から事件のことを書き残してくれと頼まれた山本又による衝撃の獄中手記。事件直前に削られた一文とは?
青年将校たちはその時何を思っていたのか
蹶起将校の首魁・安藤輝三から事件のことを書き残してくれと頼まれた山本又による衝撃の獄中手記。事件直前に削られた一文とは?
内容説明
蹶起の首魁・安藤輝三将校から事件のことを書いてくれと託された山本又予備少尉。事件から70年を経て発見された獄中手記は、決行前夜に歩兵第一連隊に向う場面から始まる。青年将校らは何を思い蹶起したか、また直前に蹶起趣意書より削られた一文とは?二・二六事件に新たな光を照らす手記。保阪正康氏による詳細な解説付き。
目次
序文 山本又と安藤輝三の不思議な縁(鈴木俊彦)
第1部 現代語訳『二・二六日本革命史』
第2部 原文『二・二六日本革命史』
第3部 解説 事件の観察者(保阪正康)(特異なる蹶起将校;日蓮宗と磯部浅一;「昭和維新」の四日間;獄中生活と釈放後の人生)
著者等紹介
山本又[ヤマモトマタ]
1895年、静岡生まれ。志願兵として陸軍に入隊し、静岡歩兵第34連隊に所属。1930年に予備役となり、在郷軍人会分会長を経て教員免許を取得して上京。二・二六事件の首謀者・磯部浅一と交流を深め、蹶起に参加。禁錮10年の判決を受けた。52年に死去
保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、札幌生まれ。同志社大学文学部卒。個人誌『昭和史講座』を主宰して多くの歴史の証人を取材、昭和史研究の第一人者として2004年、第52回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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