出版社内容情報
神戸女学院大学退官のさいの「最終講義」を含む、著者初の講演集。学校という場のもつ意味、学びの真の意味が立ち上がる感動の書。
学びの本質をとく、感動の講演集
神戸女学院大学退官のさいの「最終講義」を含む、著者初の講演集。学校という場のもつ意味、学びの真の意味が立ち上がる感動の書。
内容説明
今そこにある現実に対して、手持ちの人と情報と時間で対処しなければならない時、もっとも有効な方法とは何か?福沢諭吉の私塾に見る学びの本質から、映画『七人の侍』に学ぶ組織のあり方まで、世界の眺望が一変する言葉の贈り物。神戸女学院大学退官の際の「最終講義」を含む、著者初の講演集がついに文庫化。
目次
1 最終講義―神戸女学院大学二〇一一年一月二二日
2 日本の人文科学に明日はあるか(あるといいけど)―京都大学大学院文学研究科講演二〇一一年一月一九日
3 日本はこれからどうなるのか?―“右肩下がり社会”の明日 神戸女学院教育文化振興めぐみ会講演会二〇一〇年六月九日
4 ミッションスクールのミッション―大谷大学開学記念式典記念講演二〇一〇年一〇月一三日
5 教育に等価交換はいらない―守口市教職員組合講演会二〇〇八年一月二六日
6 日本人はなぜユダヤ人に関心をもつのか―日本ユダヤ学会講演会二〇一〇年五月二九日
文庫版付録 共生する作法―部落解放研究第三五回兵庫県集会記念講演二〇一四年一一月二二日
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。2007年、『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞。2011年、第3回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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