出版社内容情報
沖縄の離島でのゲームなし、テレビなし、消灯十時の共同生活が都会からやってきた中学生たちを変えた。実際にあった、現代の変身譚。
都会っ子が離島で変身!? 奇跡の1000日間の記録
沖縄の離島でのゲームなし、テレビなし、消灯十時の共同生活が都会からやってきた中学生たちを変えた。実際にあった、現代の変身譚。
内容説明
困難な時代を生き抜く力を育みたい―。そんな理想を持つ男が沖縄の離島ではじめた山村留学施設。全国から風変わりな、しかし個性輝く子供達が集まった。ゲームなし、携帯禁止、消灯時間は夜10時。週末は畑で農作業。退屈ともいえる毎日を送るなかで、彼らは次第に心身とも健やかに変身していく。奇跡の1000日間レポート。
目次
プロローグ ゴンの告白
不倶戴天の敵
宇宙人の涙
ぼくには友達がいない
ふたつの顔をもつ少女
筋金入りの不登校児
ながーい夏休み
ユウスケを連れ戻せ
センターの誕生
いまだ変身の途上
親が変われば子供も変わる
不良少年の奇跡
最後の三〇〇〇メートル
著者等紹介
奥野修司[オクノシュウジ]
1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。78年から南米で日系移民調査。帰国後、フリー・ジャーナリストとして活動。『ナツコ沖縄密貿易の女王』で講談社ノンフィクション賞(2005年)、大宅壮一ノンフィクション賞(2006年)をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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