文春文庫
マルセル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 591p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167903596
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一九六八年、京都国立美術館から消えたロートレックの名画「マルセル」。実在の事件を基に謎を追う女性記者の活躍を描くミステリー。

実在の事件に材を取った絵画ミステリー

一九六八年、京都国立美術館から消えたロートレックの名画「マルセル」。実在の事件を基に謎を追う女性記者の活躍を描くミステリー。

内容説明

昭和四十三年、京都国立近代美術館からロートレックの名画「マルセル」が忽然と消えた。亡父・謙吉がこの事件を執拗に追っていたと知った新聞社文化部の瀬川千晶は、四十余年前の謎に導かれるまま、神戸、京都、パリで、家族の驚くべき真実と出会う。実在の未解決事件をテーマにした、芳醇なる絵画ミステリ。

著者等紹介

高樹のぶ子[タカギノブコ]
1946年、山口県生まれ。84年「光抱く友よ」で芥川賞を受賞。95年『水脈』で女流文学賞、99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞、10年「トモスイ」で川端康成文学賞を受賞した。2001年度より芥川賞選考委員を務める。09年4月紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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