出版社内容情報
アフガントラックの絵師の父子、ジャカルタのゲイ娼婦、武器商人に息子をさらわれたイラク人……どん底の生が胸を打つ10の物語。
アジアの底辺で生きる人びとを描き出す
アフガントラックの絵師の父子、ジャカルタのゲイ娼婦、武器商人に息子をさらわれたイラク人……どん底の生が胸を打つ10の物語。
内容説明
HIVが大流行するバンコク、歓楽街のただ中で起きた悪夢の真相「歓楽街の注射器娘」、日本人に捨てられ、手術途中の体のまま放置されるオカマ「ジャカルタの失恋者たち」、“幸福の国”ブータンの隠れた難民問題「誰がために鐘は鳴る」…。世界各地の貧困地帯を巡ってきた著者が描き出す、「忘れられたアジア人」の物語。
目次
アフガントラックの絵師
ダルフールからやってきた兄と妹
ジャカルタの失恋者たち
イメルダが私に願ったこと
クリシュナと“長髪”の花園
歓楽街の注射器娘
はかない夢
誰がために鐘は鳴る
砂漠に消えた少年
白浜で踊る
著者等紹介
石井光太[イシイコウタ]
1977年、東京都生まれ。ノンフィクション、小説、児童書などを幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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