出版社内容情報
従来のがん治療の常識を覆した反骨の医師。その理論の到達点「放置療法」に至るまで、〈がんになったらどうするか〉を徹底的に考察。
現在のがん治療は欺瞞に満ちている
従来のがん治療の常識を覆した反骨の医師。その理論の到達点「放置療法」に至るまで、〈がんになったらどうするか〉を徹底的に考察。
内容説明
乳房温存療法のパイオニアにして、無意味な外科手術、効果のない抗がん剤、科学的根拠に欠ける検診など、「がんワールド」に巣食う誤謬に警鐘を鳴らしつづける反骨の医師、近藤誠。その四十年にわたる経験から得た結論は、“がん放置療法”。自らの肉声で研究と思考の軌跡を明らかにする。がん治療の考え方が根底から変わる!
目次
それは逸見政孝のがん死に始まった(「神の手」を告発する!徹底検証逸見政孝さんのがん手術;逸見さんの壮絶死から三年「夫の命を縮めた手術の意味が知りたい!」(逸見晴恵×近藤誠))
がん治療の常識をくつがえした『患者よ、がんと闘うな』の衝撃(近藤先生、本当にがんと闘わなくていいのですか?(宮田親平×近藤誠)
がん専門医よ、真実を語れ(宮田親平×近藤誠)
すべての批判に答えよう―『患者よ、がんと闘うな』反論への反論)
大論争ふたたび!戦慄の書『抗がん剤は効かない』(患者から38の質問 本当にやめていいのですか;粒子線治療も免疫療法もカネの無駄)
近藤理論の到達点『がん放置療法のすすめ』(「がん」は放っておけばいい(中村仁一×近藤誠)
日本は「がん治療」後進国(小野寺時夫×近藤誠)
私の信頼するただ二人の医師―近藤誠さんと網野皓之さん
がんで死ぬのが幸せ)
著者等紹介
近藤誠[コンドウマコト]
1948年生まれ。73年慶応義塾大学医学部卒業、同年同大学医学部放射線科入局。79~80年米国へ留学。83年より同大学医学部放射線科講師。がんの放射線治療を専門とし、乳房温存療法のパイオニアとして知られる。1995年に「患者よ、がんと闘うな」(現在、文春文庫)で抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性を指摘し、医者、製薬会社、官僚からなる「抗がん剤ワールド」の大反発を招くが、その立場を貫き、2012年に第60回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃこばあ
ニケ
夏ユキ
しろくまZ
さざなみ