文春文庫<br> 定本 百鬼夜行―陽

個数:

文春文庫
定本 百鬼夜行―陽

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 04時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167902735
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

京極堂シリーズを彩る男たち、女たち。彼らの過去と因縁を「妖しのもの」として物語るスピンオフ・ストーリーズ第二弾。初の文庫化。

名作『百鬼夜行 陰』続篇、待望の初文庫

京極堂シリーズを彩る男たち、女たち。彼らの過去と因縁を「妖しのもの」として物語るスピンオフ・ストーリーズ第二弾。初の文庫化。

内容説明

人に見えないものが視える。闇の中に、他人の恐怖が悔恨が苦痛が悲哀が―視えてしまう。そんな男、榎木津礼二郎にとりついているのは魚の眼だった(「目競」)。『狂骨の夢』『絡新婦の理』『邪魅の雫』他の名作、そして『鵺の碑』に登場する者たちの闇と因果を綴る怪異譚。魔術的な語りの果てに―妖しきものが現れる。初文庫化!

著者等紹介

京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
1963年、北海道小樽市生まれ。1994年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年、『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞長編部門、97年に『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花賞、2003年、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、04年、『後巷説百物語』で第130回直木賞、11年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

84
文庫で再読です。シリーズのサイドストーリーということもあり、名作の奥を覗くような気持ちになりました。闇と因果が紡がれた怪異譚。その妖のような語りの先に現れるものが美しさすら感じさせました。榎さんの探偵になる以前の物語や、次作の予定である『鵺の碑』につながる物語もあり、単なるサイドストーリーに終わらせないのが魅力です。2018/05/15

勇波

74
まずはせっちゃん、元気そうでなにより。。また鵺でお会いできそうですね。次回作は日光ですか…。今作の中ではやっぱり最後の「目競」がいい。榎木津探偵誕生の瞬間!2015/01/18

KAZOO

63
京極堂シリーズからのスピンオフ作品集です。さまざまな登場人物たちの過去に絡む10の物語で私には非常に楽しく読むことができました。最後の作品は特に榎木津のおさないころについての話です。また最後に付録で百鬼図がついているのもいいですね。2015/04/04

ヨーコ・オクダ

41
「陰」よりも軽い…というか、どんより感が少なかったような…。あ、だから「陽」なのか!?京極堂シリーズのキャラの中で、別に好きなわけでもないのに気になっていた「大鷹クン」のエピソードが良かった。あの人、やっぱり変やわ(^^;;一方、変なんやけどなぜかファンが多い「榎木津クン」のエピソードも当然良い。これまで何度となく聞かされている(読まされている?)「この世には、不思議なことなど何もないのだよ」のセリフ。榎木津のあの力はどう考えても不思議やろー!?なんて思てしまうよねー。2015/04/14

hanchyan@連戦連勝の前には必ず負けがある

39
迚も(笑)面白かった。書店で何気なく手に取りなんと未読だったことが判明!速攻読みました。「陰」は出た当時スピンオフというか副読本としか感想を持たなかったんだが、キャラ読みの楽しみを一端置いてみたら、けっこうコワいはなしばっかりだった。登場作品はかろうじて覚えてるが誰が誰やらとっさにわかんないほど(笑)シリーズからかなり遠ざかって読んだのがかえって新鮮。怪我の功名か。ホラーって言うとまたちょっと違う感じに響いちゃう、「怪談集」として秀逸かと。コワかったのは「大首」「青女房」。そしてマイベストは「雨女」。2015/03/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9072835
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。