文春文庫
愛の言葉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 265p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167902551
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

恋愛小説家・渡辺淳一は、この世に生きる男と女の営みをどのように見ていたのか。作家人生四十五年、圧倒的体験により導かれた言葉。

恋愛の神様、かく語りき!

恋愛小説家・渡辺淳一は、この世に生きる男と女の営みをどのように見ていたのか。作家人生四十五年、圧倒的体験により導かれた言葉。

内容説明

これほど愛し、愛された作家はいない―。1970年の直木賞受賞から、2014年の春に惜しまれつつも亡くなるまで、40数年の作家生活であらわした「愛の言葉」の数々。愛を探し求め続けて日本人の心に何を残したのか。人間とは、老いとは…?偏見とタブーを憎み、独自の文学表現に挑んだ、偉大なる作家のインタビュー&エッセイ集成1970‐2014。

目次

直木賞受賞のことば
男たちの錯覚
男性天国
宴のあと
父の時代
ある夫婦喧嘩から
ナルシシズムの功罪
有馬頼義先生、そして「石の会」のこと
女の性は純文学だから
いわゆる遊離症について〔ほか〕

著者等紹介

渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933(昭和8)年、北海道生まれ。札幌医科大学医学部卒業。元同大学整形外科学教室講師。医学博士。1970年7月「光と影」で第63回直木賞を受賞。1980年「遠き落日」「長崎ロシア遊女館」で第14回吉川英治文学賞を受賞。2003年、紫綬褒章受章、第51回菊池寛賞受賞。札幌に渡辺淳一文学館がある。2014年4月30日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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もとやん

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肉体関係が深まることで精神的な絆も深まり、さらに肉体の喜びが増していった、という阿部定と吉蔵の関係が、近代日本の精神主義に対する見事なアンチテーゼだと語るのが、いかにも渡辺淳一らしくて面白い。 2015/02/16

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