文春文庫
清貧と復興―土光敏夫100の言葉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167900434
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

国家再建に命を懸けた「メザシの土光」の至言を今こそ聞こう! 「自分の火種は自分で火をつけよ」「個人は質素に、社会は豊かに」。

永遠に新しい、働く人すべてのバイブルです

国家再建に命を懸けた「メザシの土光」の至言を今こそ聞こう! 「自分の火種は自分で火をつけよ」「個人は質素に、社会は豊かに」。

内容説明

経団連会長から、臨調会長として国家再建に命を懸け、清貧の生活が「メザシの土光さん」と国民的人気を呼んだ土光敏夫氏。「サラブレッドより野ネズミの方が強い」「自分の火種は、自分で火をつけよ」「個人は質素に、社会は豊かに」「社員は三倍、重役は一〇倍働け」。働く全ての人を励ます至言の数々が蘇る。

目次

序章 「清貧と改革」の“聖地”取り壊し
第1章 底辺からの出発
第2章 復興と企業再生への執念
第3章 原発と日本の技術力
第4章 田中角栄との「決闘」
第5章 清貧と臨調
第6章 わが師、石坂泰三の教え
第7章 城山三郎と語る
終章 「土光敏夫」のDNA

著者等紹介

出町譲[デマチユズル]
1964年富山県高岡市生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。90年時事通信社入社。経済部、松江支局、外国経済部を経て、98年からニューヨーク特派員。米国経済や日米関係などをカバー。2001年帰国、同年テレビ朝日入社。経済部で内閣府、日銀、財界などを担当。06年に「スーパーJチャンネル」ニュースデスク、翌07年「報道ステーション」ニュースデスクとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hatayan

36
大企業の経営者でありながら終生清貧な私生活と現場主義に徹した昭和の財界人・土光敏夫氏の遺した言葉を選り抜き。 身近に響いたのは「一日は誰にも公平に24時間与えられている。仕事を終えて家に帰ってからの時間の過ごし方が長い間に差となって現れる」。 後に首相になる中曽根康弘の意向で、行革による財政再建を目指す政府の第二臨時行政調査会の会長に土光は推され、電電公社をNTTに、国鉄をJRに民営化する方向を固め評価を不動とします。 土光の師である石坂泰三の伝記、城山三郎『もう君には頼まない』を読んでみたくなりました。2020/02/09

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

20
いつも自分を最低の線、つまり社会の底辺に置いておけば、何が起こったって怖くはない 2019/05/18

taka

5
文章を切り取った名言集ではなく、ある程度まとまった文章量の100の言葉なのがよい。只々倹約かというだけでなく、教育という本人が重要だと感じることにはお金を惜しまないのは感心する。2017/05/21

しゅはり

4
良かったです。原発の問題は知らない話で興味深かった。2014/04/15

きっき

4
「日に新たに、日々に新たなり」この言葉と意味を頭に記憶させて日々行動したい。自分に対して厳しい目を向けながら、周囲への気配り温かい眼差しを向けられる土光さんの生き様。凄い。自分に甘い自分を痛感しました。もっと外へ、社会へ、目を向けなくては。2014/04/10

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