出版社内容情報
「これで、おしまい」と宣言しつつまだまだ舞台から離れられない。吉行和子が綴る芝居、母・あぐり、兄・淳之介、妹・理恵の思い出。
個性派女優・吉行和子のひとりごと
「これで、おしまい」と宣言しつつまだまだ舞台から離れられない。吉行和子が綴る芝居、母・あぐり、兄・淳之介、妹・理恵の思い出。
内容説明
高校在学中に劇団民藝の研究所に入所、2年後に「アンネの日記」で初主演してから50年以上、女優として映画、舞台で活躍しつづける著者の波乱万丈な人生。演劇の世界で知り合ったさまざまな人たちとの交流や、ともに作家だった亡き兄・淳之介と妹・理恵の思い出、そして母・あぐりのことなど、問わず語りにつづる各エッセイ。
目次
第1幕(衣裳係になるはずが;研究所生活 ほか)
第2幕(ポーギィとベス;日活映画の大スター ほか)
第3幕(早稲田小劇場;商業演劇デビュー ほか)
第4幕(角栄氏と辻和子さん;女三人の旅 ほか)
著者等紹介
吉行和子[ヨシユキカズコ]
東京都生まれ。女子学院高等学校を卒業。在学中に劇団民藝附属水品演劇研究所に入所。父・エイスケ、兄・淳之介、妹・理恵は作家。母・あぐりは日本の美容師の草分け。1956年、「アンネの日記」で初主演。日本アカデミー賞優秀主演女優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞など、舞台・映画での受賞多数。84年、『どこまで演れば気がすむの』(潮出版社)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
美登利
佐島楓
りえこ
小豆姫