出版社内容情報
金貸し婆さん殺しの捜査のため、賭場に潜入した恭次郎。宿敵の凄腕浪人・不知火源吾郎が、百両よこせば下手人を教えると言うのだが。
内容説明
遊び人・ものぐさ次郎こと、きまじめな隠密・三枝恭次郎は、金貸し婆さん一家殺しの下手人を追って、奪われた金が出回った賭場に潜入する。そこに現れた腕利きの浪人・不知火が、「百両よこせば下手人を教えてやる」と持ちかけてきた。骨の髄までばくちにのめりこんでいる不知火に誘い込まれ、ぎりぎりの大勝負に挑む恭次郎。
著者等紹介
祐光正［スケミツタダシ］
１９５９年、東京都生まれ。都立工芸高校デザイン科を卒業。ＣＦプロダクション勤務を経て、別名で漫画家として活躍。２００５年、「浅草色つき不良少年団」で第４４回オール讀物推理小説新人賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nyanlay
5
遊びに博打が追加。半丁なら何となくイメージ出来たけど、手本引きは難しい。不知火にはもう少し出て欲しかったな。でもまた新たなライバルが出て来るのかしら?2018/11/26
家守
0
博徒話が手に汗握る。2013/10/01
あかんべ
0
飲む、買う、打つの遊蕩三拍子がここに極まり、遊び人修行は終わった。相変わらずの青さというか坊ちゃんぽさが抜け斬らない恭次郎。不知火がまさかあの人の息子なんて！文中に賭場で興奮している様子が書かれているが、－-胸苦しくなる感覚は、ぜんそく持ちが台風が近づく鬱陶しさの中に身を置いているときに似ていた。－－新しいたとえだがさっぱり想像できない。2012/07/19
だいゆー
0
博打に溺れ、身を滅ぼす…2012/06/28
