文春文庫<br> 機密漏洩―警視庁公安部・青山望

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文春文庫
機密漏洩―警視庁公安部・青山望

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  • サイズ 文庫判/ページ数 410p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167818043
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

長崎・平戸に漂着した難破船。船内には中国人の5遺体が。警視庁の青山が公安的視点で汚染国家・中国を捜査した先に見た闇組織とは。

絶好調のベストセラー文庫書き下ろしシリーズ第4弾!

長崎・平戸に漂着した難破船。船内には中国人の5遺体が。警視庁の青山が公安的視点で汚染国家・中国を捜査した先に見た闇組織とは。

内容説明

長崎・平戸に中国人5人の射殺体が難波船に乗って漂着した。船内には元自衛官の指紋が。麻布署警備課長の青山は、同期たちと情報を共有し、日本の原発技術から永田町までをも巻き込んだ中国国内の大きな権力闘争に気付く。そして浮上する意外な共犯者、流出する機密…。どこまでもリアルな書き下ろし警察小説シリーズ第4弾。

著者等紹介

濱嘉之[ハマヨシユキ]
1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課などを経て、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』(講談社文庫)で作家デビュー。危機管理コンサルティング会社代表を務めるかたわら、各メディアでコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

80
シリーズ4弾。中国本土の汚染問題は深刻と言うより絶望感漂う。技術流出を演出し犠牲者も…ヤクも絡み報復合戦のマフィア。ヤクザの進出と絵を描く黒幕。血生臭い展開にホッとする料理ネタ。特に味噌汁屋に行ってみたい。こんな激務では「青山」の結婚はまだまだ先のようだ。2020/04/18

JILLmama

44
前作からの続きの事件。チャイニーズマフィアや黒い政治家達。 今回は登場人物が多すぎるし、話が四方八方に飛びすぎてうんざり。。。青ちゃんが作る相関図載せればいいのに。2018/03/09

KAZOO

41
シリーズ4作目でよく中国の事情や中国マフィアなどの分析をしておられると感じました。4人が主人公ですが、それぞれが補っている感じがしてライバル競争が盛んな時代にあってほほえましくなります。全員が所轄の課長で警視というのもできすぎだと思いますが、エンターテイメントだと割り切って読んでいます。読んでいてストレス発散になります。2014/12/08

tengen

32
警視庁 公安部・青山望シリーズ第4弾。沖縄で火災したクルーザーの中から5人の射殺死体が見つかる。東京では中国マフィア絡みの抗争による殺人事件が勃発。琵琶湖畔では漁船内の射殺死体が発見される。環境汚染の進む中国が狙うのは水や空気のろ過洗浄技術。来訪した中国マフィアのボス黄と岡広組ナンバー3清水保の接触をキャッチ。政治家を絡めた裏ルートは大間事件(前作)とつながった。同期カルテットが連携で巨悪を叩き潰す。☆彡最後の大捕物の描写はスルー。藤中の暴れっぷりが良い。ヤクザながら清水保が渋い。味噌汁屋、行ってみたい。2022/05/09

おいしゃん

32
青山望シリーズは、濱さんの中でも話とスケールが入り組んでいるのか、全部を理解しようとして読むと全くページが進まなくなる。中国の水質のくだりは、オメガに通じるところも多い。2021/06/27

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