文春文庫<br> 報復連鎖―警視庁公安部・青山望

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文春文庫
報復連鎖―警視庁公安部・青山望

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  • サイズ 文庫判/ページ数 409p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167818036
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

警視庁公安部・青山と同期たちは定例異動で所轄署へ。都内各所で課長となった彼らが連携して、大事件に挑みます。待望の最新作!

内容説明

大間からマグロとともに築地市場に届いた氷詰めの死体。麻布署警備課長に異動した青山は、同期の築地署刑事課長・龍に協力して情報収集するが、見えてきたのは新宿で凶暴化する「半グレ」元暴走族グループ、チャイナマフィアが絡みつく裏社会の報復…。日本社会の隙を世に問う、インテリジェンス警察小説シリーズ第3弾。

著者等紹介

濱嘉之[ハマヨシユキ]
1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課などを経て、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』(講談社文庫)で作家デビュー。危機管理コンサルティング会社代表を務めるかたわら、各メディアでコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

85
シリーズ第三弾。所轄に異動となった同期カルテット。東京・青森・福岡で次々とおきる事件の繋がりを追う。原発やブランド食材、水等の利権を手にしようとする中国の影。チャイニーズマフィア同士の抗争。元半グレ集団の暗躍。堕落する政治家達。巨大な組織を相手に警察の底力を感じた。解明は次作に持ち越し。2020/04/15

忠犬じろレポ

48
作品の内容としては、幅広く充実していると思いますが、私には展開が掴みずらい感じがしました。 青山が凄いのはわかりましたが、読みづらい内容でした。時間がかかった(^^;2017/11/08

JILLmama

42
青山望シリーズ第3弾。築地でマグロに混じり、内臓が抜かれた男性遺体が発見されるというエグい話から、中国や六本木の半グレ、政治家までが絡むキナ臭い話に発展する。相変わらずの警察ウンチクに少々ぐったりしてしまうが、日本の裏を知ることが出来る面白いシリーズ。次作も中国絡みかな?楽しみに読みます。2018/03/02

香菜子(かなこ・Kanako)

39
報復連鎖 警視庁公安部・青山望。濱嘉之先生の著書。元警察官である濱嘉之先生ならではの臨場感あふれる小説。恐ろしい事件、複雑に絡み合った組織関係や人間関係。フィクションだけれどフィクションではなく現実世界の話のように惹き込まれてしまう一冊です。警視庁公安部に青山望のような人間が本当に存在していたら、さぞや頼もしいことでしょうね。2018/12/28

KAZOO

39
青山シリーズの第3弾で、最初は猟奇的な事件と思いきやかなり深い事情がそのうちに現れてきます。地方での捜査の方法などが結構面白く実際にありそうな気がしました。政治家やチャイニーズマフィア、暴力団が絡んでの相関図がどのようなものか明かしてくれませんでした。続いていくのでしょうか?2014/10/21

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