出版社内容情報
前科持ち青年・三上は、刑務官・南郷と記憶の無い死刑囚の冤罪をはらす調査をするが、処刑まで時間はわずか。無実の命を救えるか?
内容説明
無実の死刑囚を救い出すために与えられた期限は三ヶ月、報酬は一千万円だった。不可能とも思える仕事を引き受けた二人の男に待ち受けていた運命とは―手に汗握る展開と、胸を打つ驚愕の結末。現代社会の罪と罰を問い、圧倒的なサスペンスで読書界を震撼させた江戸川乱歩賞受賞作。『十年ぶりの後書き』収録。
著者等紹介
高野和明[タカノカズアキ]
1964年生まれ。映画監督・岡本喜八氏に師事し、映画・テレビ・Vシネマの撮影スタッフとなる。その後、脚本家を経て小説家に。2001年『13階段』で第47回江戸川乱歩賞を、2011年『ジェノサイド』で第2回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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