文春文庫
見残しの塔―周防国五重塔縁起

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  • サイズ 文庫判/ページ数 366p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167801670
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

時は室町中期。宮大工を志願して九州の隠れ里から出奔した青年・左右近。一方、若狭の国から母を尋ねて旅に出たのは、新田義貞の血を引く清らかな姫・初子。国宝・瑠璃光寺五重塔建設に賭ける番匠たち、そして塔の下で交錯する誇り高き人々の運命を描いて日本人の魂に爽やかに響く、傑作歴史長編の誕生。

著者紹介

久木綾子[ヒサギアヤコ]
1919年東京生まれ。1940年比叡山の里坊・理性院で後の天台座主即真周湛のもとで修行生活を一年送った後、松竹大船撮影所報道部勤務。同人誌「霜月会」同人となる。1945年山口県人の池田正と結婚、以後40年専業主婦。夫死去後の1990年文学に戻る決意をし、『見残しの塔』執筆のための勉強。2008年『見残しの塔周防国五重塔縁起』2010年『禊の塔羽黒山五重塔仄聞』出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

山口の五重塔建立に関わった誇り高い匠たち、宿命を全うする男女の姿を、綿密な考証と美しい自然描写で織り上げた感動大作誕生!