出版社内容情報
私立K大医学部卒の女医が医学部と研修医時代の笑撃の秘話を明かす。病院・病気のトリビアから医療現場のナマの実態まで満載。
内容説明
うら若き女医が体験したオドロキの医療現場。講義で××な写真を見せる先生、超ミニスカ好きの女医、大声では言えない解剖の話、大学病院のひみつ部屋から、さまざまな病気の話、壮絶な外科手術、名医迷医列伝まで、医学部・大学病院の衝撃秘話が満載。医学生とドクターの知られざる日常が赤裸々に明かされる、抱腹絶倒の一冊。
目次
第1章 医学の世界よこんにちは(医学の世界よこんにちは;感覚器―眼科と耳鼻科の物語 ほか)
第2章 爆笑!?医学部・大学病院実話(医学部講義編(でるウロぎね子―医学部専門課程の洗礼;K大病院隠語集 ほか)
医学部実習編(恐怖の血まみれ実習@生理学;寄生虫学、戦慄のウンコ実習 ほか))
第3章 研修医は見た!病院で本当にあった泣ける話(今だから話せる大学病院秘話 先生と呼ばないで…いいや、呼んで!!;ぶっとび研修医オリエンテーション ほか)
著者等紹介
神薫[ジンカオル]
197×年、静岡県生まれ。私立K大学医学部卒業後、大学病院で研修医生活をおくる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
61
サブタイトル「禁断の大学病院、白衣の日常」なんだか煽られるけれど内容はそれほどでもない。女医さんが見聞きしたあるあるネタ本。多分いろんなネタをまとめたものだろう。大学病院のこと、研修医、手術室のこと患者のこと、他。ドクターxのような女医さんがいたらきっと入院したくなると思う。回診でも来ようなら動悸も脈も早くなり赤面、息はむせび足はブルブル震え・・・・まずありえないか^^でも昔睾丸のエコーを取られたときは女医さんだった。恥ずかしくて恥ずかしくて。お粗末でした。2018/10/19
雑食奈津子
5
裏というか、これがお医者さまの真実なら……診察中に頭が上げられない。多忙な学生生活の次は低賃金でほぼ奴隷に近い研修医。それが過ぎれば高給取りのホンモノの医者!というわけでもなく、責任感が増しただけで相変わらず多忙な日々を送る。ここまでしてもらって感謝もろくにされないなんて、お医者さまって本当にキツイ。憧れたことはあっても、体力知力ゼロの私には遠い世界のお話だった。けれどこういう本を読んで分かるのは、お医者さまも私たちと同じように、疲れる体と傷つく心を持つ人間である、ということ。いつもありがとうございます。2019/09/13
せいなかいじゅう
5
一応全部読みましたが、私には合いませんでした。女医による診療の裏話とか病院の内部事情を暴露話を期待していたのに、9割以上、女医ではなく研修医時代の著者の話。しかも真面目に書きゃいいのに、「はぁーためいき」とかふざけた文体が頻出。突然口語体に切り替わる。ハイテンションのオバサンが、私女医だったのよーかっこいいでしょー?みたいな話を延々としてるだけ。ついていけない。大学病院の裏側を知りたい方には、もっと別の適した本があると思います。おすすめ全くできません。2015/07/16
yori
5
★★☆☆☆ やー、久々に失敗。読まなきゃよかったと、途中でギブ。なんか不快になった、、。2011/10/12
dzuka
3
女性である著者が医学部に入ってから、実習、研修医を経て独り立ちするまでの間のこぼれ話をまとめたもの。 実習の苦労話や、研修医時代の大変さは、医師を理解する上でも知っておいて損はない。 ただ、部数を伸ばそうとしたせいか、やや下の話が多いのが気になった。 また、女性であるがゆえに、更衣室や当直で苦労しているこもあるというのが印象的だった。12年前に発刊された本でもあるので、今は少しは変わっていてほしいところである。2021/07/23