文春文庫
天皇の世紀〈12〉金城自壊/総索引

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 198,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167799038
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0193

出版社内容情報

河井継之助率いる長岡藩と官軍の激闘を描いた最終章「金城自壊」とともに、全12巻の総索引(内容、人名)を付録とした必携の1冊。

内容説明

明治元年、日本を東西に二分した内戦は続いている。新政府軍に立ちはだかったのは、東日本諸国が有する古来の“道義”であり、逡巡しつつもそれに殉じた者の一人に、長岡藩家老・河井継之助がいた。歴史とは何か?日本人とは何か?大佛次郎は自らに問いかけ、生命を賭したこの大作において見事に確答を示した。

著者等紹介

大佛次郎[オサラギジロウ]
明治30(1897)年、横浜市生れ。本名・野尻清彦。長兄は英文学者の野尻抱影。大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。時代小説から現代小説、歴史小説、ノンフィクション、エッセイと、幅広いテーマとスタイルで多くの作品を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jun55

1
最終巻。「金城自壊」には、河井継之助が描かれている。司馬遼太郎の「峠」と重なるところ。「長岡藩がひとり消えていく武士道の最期の栄ある働きを示して斃れよう、と確かに昔風に覚悟を固めているに過ぎなかった」2011/01/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1708800
  • ご注意事項