出版社内容情報
“マミ”と呼ばれる獣、卵を産んだ女房……馬喰町七不思議に隠された悪事を根岸肥前守が暴く! 大人気書き下ろしシリーズ第16弾。
お白洲で起きた怪死事件の謎を解く!
“マミ”と呼ばれる獣、卵を産んだ女房……馬喰町七不思議に隠された悪事を根岸肥前守が暴く! 大人気書き下ろしシリーズ第16弾。
内容説明
訴訟でやってくる者たちが泊まる“公事宿”のひしめく日本橋馬喰町。お裁きがまさに始まろうとしたお白洲で、獣に食いつかれたような傷を残して公事師が突然死んだ。“マミ”が出たという騒ぎ、卵を産んだ女房、三日月井戸…馬喰町七不思議のなかに隠された巨大な悪事に根岸肥前守が挑む、大人気殺人事件シリーズ第16弾!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baba
33
肥前守の人柄と坂巻や栗田のキャラが面白くサクサクと読む。馬喰町七不思議を解く過程が面白かったが、悪の大物は今後に引き延ばしで残念。次作に対決はあるのか。2016/08/18
み
29
さくさくと♪力丸さんの登場がなく残念。悪党の大物が登場しそうですね、あの影の方々とも関連するのかな?2016/08/15
Hugo Grove
23
今作が好きだ。マミはぶんたんのご先祖さまではなかったろうか、なんてね。2018/02/08
Hugo Grove
19
椀田、宮尾、栗田、坂巻、この四人が勢ぞろいしたのは初めてじゃないかな。なんかうれしい。馬喰町七不思議が面白かった。2018/01/30
ひさか
19
いかにもありそうな馬喰町七不思議の話を冒頭に持ってきて、これを調べるという、うまい導入部で思わず引き込まれてしまいます。七不思議を順番にたどりながらのお話の展開は楽しめました。次巻にも続きそうな気配です。2013/12/15