出版社内容情報
閉塞感のある社会に風穴を開ける2人が、縦横無尽に語り合った教育改革、若者の知的問題、飽食のジレンマなど、憂国的武術対談!
内容説明
『「学び」とは別人になること』、『「生きている実感」に火をともす』、『あらゆる社会制度の分岐点で』―。日本が抱える喫緊の課題の解決策を、介護、教育の世界からも注目を浴びる武術研究者・甲野善紀と、フランス現代思想の研究者にして合気道六段の内田樹が、武術的視座から解き明かした画期的憂国対談。
目次
第1章 自己をみつめる方法としての武術
第2章 生き延びるための力
第3章 師は何も教えず、弟子は学ぶべきものを学ぶ
第4章 「学び」とは別人になること
第5章 進化の仕方を進化させる
第6章 「生きている実感」に火をともす
第7章 フィジカルに沁み込むことばを
第8章 あらゆる社会制度の分岐点で
著者等紹介
甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年東京生まれ。武術研究者。20代初めから「人間にとっての自然とは何か」を自らの身体を通して探究しようと武の道を志す。78年、松聲館道場を設立し、独自の武術研究の道に入る。その技と術理がスポーツ、楽器演奏などに応用されて成果が上がり、介護、工学、教育等の分野からも関心が高まり、神戸女学院大学の客員教授も務めた
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。現在、神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。2007年『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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