文春文庫
ナース裏物語―白衣の天使たちのホンネ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167773311
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C0195

出版社内容情報

総合病院勤務の看護師がナースの実態を赤裸々に綴る。患者への日常のケアから医者のセクハラまで白衣の天使の素顔が明らかになる。

内容説明

ナース用語で「アポる」ってなに?医者や患者からのセクハラって本当にあるの?患者を生き返らせた“伝説のナース”とは?ナースに向いている人は?など誰も知らない彼女らの素顔を現役ナースが赤裸々に綴る衝撃の書。実体験に即して、安心できる病院、危険な医師、ナースの見分け方も解説。

目次

第1章 ナースのお仕事(ナースのお仕事って本当に3K?;ナース用語の秘密 ほか)
第2章 ナースと患者の微妙な関係(不良患者“ブラックリスト”;病院大好き患者 ほか)
第3章 制服を脱いだナースたち(ナースのお財布事情;ナースのバイト事情 ほか)
第4章 良い病院、悪い病院(大病院の落とし穴;危険な医師、ナースの見分け方 ほか)

著者等紹介

中野有紀子[ナカノユキコ]
1977年生まれ。高校卒業後、看護学校を経て看護師に。私立の総合病院・神経内科勤務の後、現在は都内の某公立総合病院・循環器科勤務。ナース歴は十数年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

64
中学3年の時、虫垂炎で1週間程病院に入院し、その時お世話をして下さった25才位の看護婦さんは、若い頃の風吹ジュン似で好みのタイプであった。傷が塞がっても退院したくないと思った事を今でも覚えている。ナースは、過酷な業務な割に薄給であるという様なイメージがあるが、意外とそうでも無いらしい。今時の看護婦事情(正式には看護師と言わなければ、男女差別にあたる様だ。)と、病院の内側を垣間見せてくれる本です。女性は優しさと親切さが一番。この本を読んで銀行員よりナースか保母さんを嫁にすれば良かったと今更後悔しても・・・・2013/09/26

パフちゃん@かのん変更

52
ナースは若い頃は給料も比較的高く、休みも融通が利き、何より売り手市場。四年制大学や大学院を出ても就職に苦しむ時代ですから、こういう仕事に向いているならおすすめですね。国家資格を持っていれば全国どこへ行っても就職には困らなさそう。人間関係は難しいかもしれないけれど、他の病院に変わることもできそうだし。娘にも是非勧めたかったが、何しろ自分が注射されるだけでパニックになりそうなくらいの怖がり。絶対人様に注射なんかできませんよ。でもまず、ハートが優しくて強い人がいいですね。2014/02/17

kinkin

37
ナースの裏話がたくさん載っていて面白く読めた。ナースというと疲れ果ててグッタリというイメージが強かった(そんな方もたくさんいると思う)が少し見方が変わるような気がした。嫌なことが多いと知り合いから聞いたことがあるが、いろいろな対処の仕方があるのと、仕事としてドライでビジネスライクなところもあるのだな。霊感の強い士長や医師の話、摘便の話等テレビ番組では表に出ない話もよかったと思う。2014/12/26

けっほ

15
目に付いたので読んでみました!ナースってやっぱり大変なんですね…尊敬します! ナースと出会うには入院するしかないですね…笑2014/08/28

エリ本

12
こういう本を読むとき、誇張して面白おかしく書いてないかと疑ってしまうのですが、それはあまり感じませんでした。「また聞き」が無くは無いですが、リアルナースの日常が描かれてると思います。これから看護師になろうという人は読んで損はない。今や看護師は引く手あまた。何処にでも需要はあるみたいです。2022/06/04

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