文春文庫
家庭料理のすがた―旬は風土の愛し子 人も風土の愛し子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 195p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167753788
  • NDC分類 596.4
  • Cコード C0195

内容説明

家庭料理はプロの料理とは違います。時間のある時に「まとめ仕事」でだしをひいたり、下調理をしておけば、本調理は三、四十分で終わります。たとえば鶏肉を茹でておけば、酢の物にもサンドイッチにも茶碗蒸しにも使える―著者の唱える「展開料理」のレシピに、料理への慈しみを綴った随筆を加えた「辰巳料理」の決定版。

目次

旬をたなごころに
日常のまとめ仕事(だしはまとめて、ひいておく;薄切り玉ねぎの三段階炒め;にんじん、じゃがいも類は蒸しておいて;鶏肉のブランシール)
旬の素材の展開料理(実えんどう―実えんどうを塩ゆでして;かつお―自家製なまり節を作って;新玉ねぎ―新玉ねぎのグラッセで;トマト―トマトのソース;なす―なすと油 調理プロセス自体の展開 ほか)

著者等紹介

辰巳芳子[タツミヨシコ]
1924年、東京生まれ。料理研究家の草分けだった母、浜子さんに学んだ上、独自にフランス、イタリア、スペイン料理も学び、広い視野と深い洞察に基づいて日本の食に提言をしつづけている。現在は、「良い食材を伝える会」「確かな味を造る会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

3
揚げナスやふろふき大根の「展開料理」が参考になりました。これからの季節、かきのオイル漬けもやってみたい。2018/10/28

最終バック九番手

1
単行本は2000年1月文化出版局刊…書いてあることは全くそのとおりだがとっつきにくい上から目線的な文章なので素直に読み取れずに反発を覚える人が多数だろう…第1刷:2009年6月10日…本体695円2009/07/25

マリアム

0
大判の本「仕込みもの」と同時に読んで分かり易かった。辰巳芳子さんの手仕事は、親御さんから受け継がれたものと、ご自身が真摯に向かい合い、鍛錬を続けて来て作り上げたもの。スゴいな〜!しばらくの間、ご著書で勉強します。2015/03/01

Ribes triste

0
読んで楽し、作って美味しい本です。あまり初心者向けではないかもしれませんが、手間隙かけて作ったものは、やっぱり美味しい。 著者の生真面目な食いしん坊ぶりとこだわりが見られます。2013/06/12

rico

0
歯切れのよい文章でかかれていて、私は、素直に受け入れることができ、家庭の食事の大切さを改めて考えさせられました。2010/02/18

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