内容説明
売れっ子官能小説家の「わたし」は、締切をかいくぐりながら女性たちとの逢瀬を重ねるが、心は2年前に別れた妻への思いにとらわれている。そして、女性たちもまた…。男と女の間に「永遠に好き」という感情は成立しうるのか。滑らかな文体で恋愛の機微と繊細な官能を紡ぎ出した、神崎京介の真骨頂。
著者等紹介
神崎京介[カンザキキョウスケ]
1959年静岡県生まれ。96年『無垢の狂気を喚び起こせ』でデビュー。98年に「週刊現代」で連載を始めた『女薫の旅』シリーズが大きな話題を呼ぶ。以来、男女の恋愛の機微とエロティシズムを独自の繊細な筆致で描き、精力的な創作活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カボ☆チャ
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官能小説にしてはちょっとパンチ不足でしたかな!(^o^;)2013/04/03
えろこ
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そんなに引きずるくらいなら、最後までその手を放さなければよかったのに・・・という私の考えは浅はかなのでしょうか。いずれにせよ、救われない話です2010/07/05
あまがえる
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最後までモヤモヤ。個人的には、あまり面白くなかった。2011/04/18
ななし
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官能的な部分はあるけれど、決してそれだけで成り立っている訳ではなく、個人個人の内面や心情の動向がきちんと描かれている。男と女。永遠の愛。2009/11/13
kyatuta
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官能的な部分は多いですが、凄く繊細で、もやもやした感じがすごく良かったです☆☆☆☆2009/06/04