出版社内容情報
江戸屋敷を突然取り壊され、分家に居候中の左羽家の留守居役が替わりの屋敷を探すうち、地面師の謎の失踪・殺人に巻き込まれる。
内容説明
老中・水野忠邦による天保の改革で、無届けの抱屋敷は厳しく取り締まられて百姓地になる一方、大名・旗本の拝領屋敷交換という相対替がさかんに行われた。江戸屋敷を失った交代寄合左羽家は分家に居候中。留守居役の小日向弥十郎は、目下屋敷探しに余念がないのだが、その最中に江戸の闇に係ってしまう…。
著者等紹介
北重人[キタシゲト]
1948年、山形県酒田市生まれ。仲間とともに建築・都市環境計画の事務所を設立。長く建築やまちづくりにかかわる。1999年、「超高層に懸かる月と、骨と」で第38回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2004年、「夏の椿」(原題「天明、彦十店始末」)が松本清張賞の最終候補となり、2007年、『蒼火』で第9回大藪春彦賞を受賞する。2009年8月26日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
G❗️襄
7
本作の時代背景は天保の改革と云われる水野忠邦体制下、権力の発動の陰には必ず不正蓄財と闇の刃がセットとなり、町民の間にも忍び寄る。主人公小日向弥十郎は縁戚藩に仮住まい、貧乏藩左羽家の江戸留守役。国元からの司令で屋敷確保に奔走する内に、友人筋の不審死事件から闇の手先と絡み合う事になる。起承転結四部立てはオーソドックスな筋書きながらスラスラ迷う事なく導かれる。江戸の街々を東へ西へと場面は展開するが、まるで見てきたかの描写を繰り広げる。タイトルの『月芝居』は設計家ならではの仕掛。キッチリ仕込む辺りは読みどころ。2026/01/06
takao
2
ふむ2023/12/27
gakumaru
2
淡々とした筋運びのなか徐々に緊張を織り込み最終章で一気に折り畳む素晴らしい展開。何より主人公の日常の描写の素晴らしさがあるから後の活劇が活きるんですよ。この作者の作品で未読はあと2冊です。なんとも早逝されたことが悔やまれます。 2011/02/10
kaorin
1
立ち合いもあるが全体的に落ち着いた作品。2016/04/02
青
0
殺陣のシーンでも、何か淡々とした文章。そのくせ妙に緊張感がある不思議な物語。校正ミスがところどころあるのがもったいない。2011/06/30
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