内容説明
ユーモアセンス抜群の著者が四・四・五調の軽快なリズムに乗せて、ひらがな五十音を縦横無尽に紡ぎだす。「あきすにあったらあきらめな」「いんどにいったらいんどかれー」など。そのことばにぴったりの、さらにおかしなイラストが、笑いを加速させること間違いなし。年齢性別を問わず誰もが楽しめる傑作絵本。
著者等紹介
森絵都[モリエト]
1968年東京生まれ。早稲田大学卒業。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞を、『つきのふね』で野間児童文芸賞を、『カラフル』で産経児童出版文化賞を受賞。『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞。2006年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞を受賞
荒井良二[アライリョウジ]
1956年山形生まれ。日本大学芸術学部卒業。91年「キーツ賞」に『ユックリとジョジョニ』を日本代表として出展。97年『うそつきのつき』で小学館児童出版文化賞、99年『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童図書展特別賞、『森の絵本』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。2005年「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞。日本を代表する絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★グラスハート★
82
1.0 ただ文章を読むだけだと10分もかからない。意味を考えても私にはわからない。正直、これが文庫になっている意味もわからない。 なかなかこの文庫が古本でなくてカナリ時間がかかって手に入れたんだけど、古本でも購入するのももったいないぐらい。2019/09/25
えり
42
やだ、なにこれ面白い!森絵都さん×荒井良二さんの、面白可笑しな言葉遊び。五十音順になっていて、「あきすに あったら あきらめな」「そうりも そろそろ そだいごみ」「はっきり はだいろ はげあたま」などなど。「る」とか「ろ」もツボ!読めば読む程、どんどん笑いの勢いが増して、何度も吹き出した!(笑)。荒井さんの砕けに砕けまくった絵がまたとんでもなくマッチしてて最高!!2014/02/23
眠る山猫屋
41
音読していると、なんだかクセになる・・・。時々クスクスしちゃう。2020/11/29
takaC
24
わっはは わはは わははのは2011/08/01
じゃすぽ
21
言葉遊びとふざけた絵がおもしろい!声を出して笑ってしまうほどツボにはまってしまう!「きききのきたろう」と「れれれのれたろう」に爆笑(笑)森絵都さんのセンスの良さ、荒井良二さんの絵のくだらなさ、最高です。2015/12/21