文春文庫<br> かばん屋の相続

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文春文庫
かばん屋の相続

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167728052
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「妻の元カレ」「手形」「芥のごとく」他。銀行に勤める男たちが出会う、さまざまな、困難と悲哀。6つの短篇で綴る、文庫オリジナル。

内容説明

池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに?表題作他五編収録。

著者等紹介

池井戸潤[イケイドジュン]
1963年岐阜県生まれ。慶応義塾大学卒。98年『果つる底なき』(講談社)で江戸川乱歩賞、2010年『鉄の骨』(講談社)で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』(小学館)で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サム・ミイラ

584
いままで読んだ池井戸作品中最も地味で最もリアリティに富んだ短編集。特筆すべきはそれぞれが現在の作風の原型となっている処だ。たとえばかばん屋の相続やセールストークは半沢シリーズに、手形の行方や十年目のクリスマスは不祥事やシャイロックの子供たちに受け継がれてゆく。しかしひと際目を引くのは芥のごとくと妻の元カレ。成功も失敗も、思い通りになるもならぬもままならぬ世の中だが、この二作において池井戸潤は読む者に冷酷に現実を突きつける。これはとても珍しい事。衝撃的だ。この作家に慣れた人ほど読んでほしい作品だと思う。2016/04/23

HIRO1970

521
⭐️⭐️⭐️実家借用本。池井戸さんはまだ9冊目です。本作は6編の短編集でしたが、またしてもハズレ無しでした。どれも良い作品でしたが余りにすぐ読み終ってしまうのが、毎度ながら池井戸作品の不思議な現象です。やっぱり相対的に字が少ないのかな...。本を字の数当たり幾らで販売したら間違いなく安くなるような気がします。《くだらない感想で済みません。》作品自体は非常に面白いので皆さんにオススメします。2015/07/30

ミカママ

465
読み始めは、やっぱり短編は物足りないかなぁ、だったんだけど、「妻の元カレ」と表題作がよかった。もちろん全体に流れるトーンは、池井戸さん熟知の銀行員の世界。「妻の」は、池井戸さんには珍しく男女の機微が描かれていて、しかも、え?そうきちゃった?のエンディング。さすが池井戸さん、短編でも読ませてくれました。2015/07/13

れみ

337
銀行員が主人公の短編集。どのお話もそれぞれにドキドキさせられて面白かった(^^)個人的に好きなのは「セールストーク」「手形の行方」「かばん屋の相続」。ドラマ「半沢直樹」に出てくる色々な俳優さんを勝手に登場人物に当てはめたりして楽しく読みました。2013/09/07

ダイ@2019.11.2~一時休止

333
短編集でも面白い。中でも表題作や十年目のクリスマスが良かった。2014/05/01

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